【京都市】東山区 慶長年間(1596−1615)に作られたキリシタン信徒の墓碑!
京都にある博物館の中でも、素晴らしいコレクションを誇る京都国立博物館。
『高津商会』の関連美術館である『高津古文化会館』所蔵のものも何度か展示されておりました。
時代劇や映画の勉強をするために何度も足を運ばせてもらっている京都国立博物館。
その庭園は広く美しいだけでなく、大変貴重な史実に基づく「庭園展示」が見られます。
慶長年間(1596−1615)に作られたキリシタン信徒の墓碑は、私はすごく感銘を受けました。
京都市上京区一条通御前西入にある「成願寺」の境内で発見されました。
京都市内で発見されたキリシタンの墓碑の多くは、京都国立博物館や京都大学博物館、京都考古博物館で保存されているそうです。
過去に「椿寺」にもあるキリシタンの墓碑について記載したものをご参照ください→ 「椿寺(地蔵院)」にのこる遺跡『切支丹キリシタンの墓』!
京都国立博物館の庭園のものは、蒲鉾型の墓石です。
板碑型のものと、横置の蒲鉾型のものがあるそうです。
『南蛮寺』に多くのキリシタンが滞在していた事実もあり、「北野天満宮」近くの円町や天神通り、一条通から北野橋にかけてキリシタンが数多く居住していたことが推測できます。
他にも、京都国立博物館の西南の一角にひろがる庭園には見どころがたくさん!
日本の石仏や礎石、石の橋柱などが野外展示されています。
特別な国の祝い事の日には無料で公開される場合もありますよ♪
京都国立博物館
〒605-0931 京都市東山区茶屋町527