【土浦市】ここはソウル?新大久保?ファミレス感覚で韓国気分を満喫できる「マニモゴ」で人気メニュー実食
2022年9月に土浦駅前にオープンした「韓国食堂 マニモゴ土浦店」。
店の前を通るたびに「あれ?ここ日本だよね?」と錯覚してしまうほどの本場感。
でも店頭に貼られたメニューを見ると、正統派の韓国料理というよりも、新大久保で流行っている今時メニューがずらり。
店内はどんな雰囲気なの? ひとりでも入りやすい? 予算はどれくらい?
気になりすぎる店内へといざ突入!
K-POP音楽が流れる店内はまさに韓国!
店内に足を踏み入れると、「ペゴパ(お腹が空いた)」「チョア(好き)」と韓国語で書かれたのれんが目に飛び込んできます。
その奥には4人掛けのテーブル席が並び、居酒屋というよりも韓国の食堂を訪れたような雰囲気が漂っています。
厨房付近にはカウンター席もあるのでひとりでも気軽に訪れられます。
店内に入って右側は6人掛けテーブルが2卓あり、半個室風になっているので大勢での利用にも便利そうです。
壁に掲げられたテレビではK-POPのMVが流れていて、現地で話題になっている最新曲などもキャッチすることができます。
15時からオープン!遅めのランチや夕食での利用にもぴったり
「マニモゴは韓国語でたくさん食べる、たくさん食べようという意味があるんですよ」と店名の意味を教えてくれたのは、今井千春さん。厨房で料理作りも担う店長です。
気になるメニューは、サムギョプサルやチヂミ、チャプチェといった定番メニューのほかに、チーズボールや韓国フライドチキンなど、新大久保で流行っているメニューも充実しています。
マニモゴのオープン時間は午後3時と居酒屋として捉えると早く感じますが、「飲み屋というよりもファミレス感覚で利用してもらいたい」と今井さんは話します。
デザート類に目をやると、韓国で注目されているクァベギも。クァベギは韓国語で「ひねる」を意味する言葉で、日本でいうところのツイストドーナツのような存在。揚げドーナツに生クリームとオレオクッキーをサンドしたスイーツは、サクサク&もっちもち。
学校や仕事帰りにデザートだけ食べに立ち寄りたいほどにハマる味わいと食感です。
アルコール類ももちろんあります。韓国といえばマッコリ。マッコリはグラス(583円)またはやかん(1628円)から選べます。プレーンタイプのほかにマンゴー味や梨味も!
大人気の韓国焼酎「チャミスル」もフレーバー豊富です。清涼感のある味わいが韓国料理にマッチします。ショットグラスで5種類の味を飲み比べできるメニュー(1078円)もあります。
トレンドドリンクといわれているクリームソーダ(583円)もあります。かわいいグラスにしゅわしゅわのソーダ、たっぷりとのったバニラアイスのレトロ感がたまりません。
マニモゴの人気メニューが集結!「UFOスペシャルセット」
何を食べたらいいか迷っていたら「人気メニューが少しずつ楽しめるこれがおすすめです」と今井さんに紹介してもらったのがこちらのUFOスペシャルセット。1人前990円で、2人前から注文可能なメニューです。
メニュー名のとおり、円盤のようなプレートの中央にマニモゴ独自ブレンドのチーズがあり、それを囲むように韓国フライドチキン2種、エビロール、チーズボールがのっています。
コンロの火をかけて、とろみが出るまでチーズをよく混ぜます。
チーズがとろとろになったらディップしてあつあつでいただきます。エビロールやフライドチキンはそのまま食べてもおいしい状態に調理されているので、手間なく楽しめるのも魅力です。
かりかりに揚がった韓国フライドチキンは、プレーン、ヤンニョム、チーズ、カレー、ハニーマスタードから2種類の味わいが選べます。初めて食べるなら、おいしさを知るために1種類はプレーンを選ぶのがおすすめです。
私のお気に入りはチーズボール。チーズをホットケーキのような生地でくるんで揚げただけのシンプルな料理ですが、上にふりかかった塩気のあるチーズと生地の甘みが相まって何個でもパクパクと食べられてしまいます。
あまりのおいしさにお土産用にも追加でオーダーしちゃいました(単品528円)。
辛いものが苦手な人でも大丈夫!「イイダコどっさりチュクミ鍋」
韓国料理というと辛いイメージが強いですが、本場韓国の料理は直接的な辛さというよりもマイルドさが引き立っています。
マニモゴの名物料理のひとつである「イイダコどっさりチュクミ鍋」(1人前1280円 ※2人前から)は、優しい辛さが特徴的。
見た目は辛そうですが、魚介の滋味がスープに染み渡りコクのある味わいです。
それでも辛さが心配な場合には調整してくれるのでスタッフに遠慮なく希望を伝えてください。
寒くなるこれからの季節、鍋料理で心身ともにホットになりましょう!
混ぜたり、握ったりの手作り感が楽しい!「チュモクパブ(韓国おにぎり)」
私が一番気に入ったのは「チュモクパブ」と呼ばれる韓国おにぎり(638円)です。小さな鍋にご飯、その上に小ネギ、たくあん、とびっこ、キムチ、韓国のりがのっています。
なにもしない段階でも十分においしそうなのですが、具材を混ぜ合わせるのがこの料理の醍醐味です。提供されたビニール手袋を装着して混ぜ合わせていきます。
キムチが全体に行きわたってご飯の色が変わってきたら、おいしくなった合図。ゴルフボールより少し大きめくらいに握っていきます。
1人前で4~5個くらいは作ることができそうなボリューム感です。
締めのご飯にも最適ですし、私はこれを食べたいがためにお店に行きたいと思うくらいのおいしさです。
とびっこのぷちぷちとした食感が楽しい一品です。
壁面にネオンサインで「ペブロ」と書いてあります。これは韓国語で「お腹がいっぱい」という意味だそう。
取材なのでちょっとずつ味を試すつもりが、おいしくてしっかり1人前ずつ完食してしまいました。
今の私はまさに「ペブロ」。
ボリュームも調整してくれるので、お腹の具合と相談しながら、新感覚の韓国料理をぜひ楽しんでみてくださいね。
<店舗情報>
韓国食堂 マニモゴ 土浦店
住所:茨城県土浦市大和町9-1 ウララビル1F MAP
電話番号:029-869-9780
営業時間:15:00~24:00(フード23:00L.O.、ドリンク23:30L.O.)
定休日:無休(年末年始除く)
駐車場:なし
支払い方法:現金、クレジットカード各種、PayPay
ホームページ:https://gdf3800.gorp.jp/
Instagram:kankokushokudo_manimogo