仕事ができない人は「初詣」で何をお願いする? ベスト3発表!
新年が明けると、多くの人が初詣に足を運ぶ。しかし願い事の内容は、その人の仕事力や思考パターンと深く関係しているという。
とくに仕事ができない人の願い事には、特徴があるものだ。今回は、仕事ができない人に共通する初詣での願い事を、ランキング形式で紹介する。人事や組織マネジメントに関わる人はもちろん、自分の仕事力を高めたいと考えている人は、ぜひ最後まで読んでもらいたい。
■第3位「良い結果」
まず第3位から。第3位のお願い事は「良い結果」だ。タイプとしては「他力本願型」。
売上目標の達成や新規顧客の獲得、資格試験の合格など、仕事ができない人ほど手に入れたい結果に関するお願いをしてしまう。
「今年こそ大きな商談が舞い込んできますように」
「新しい上司が優しくしてくれますように」
このように、自分が主体的に努力すればコントロールできる「影響の輪」に関しても、神頼みで何とかしようとする。
『7つの習慣』で書かれてあるように、本来は主体的でなければならない。反応的ではダメなのだ。
■第2位「負荷軽減」
第2位は「負荷軽減」というお願いだ。タイプとしては「現実逃避型」。つまり「できる限りラクをしたい」という願望を初詣で披露する。
「今のプロジェクトが中止になりますように」
「今期の目標が低くなりますように」
このように、これまでより負荷が減るように願ってしまうのだ。仕事ができない人は、今年こそ頑張ろう、という気持ちがない。投下するリソースを減らして生産性を上げようとする。
■第1位「他人の不幸」
そして第1位は「他人の不幸」を祈願する願いだ。タイプとしては「呪詛型」。
「今の上司が異動になりますように」
「嫌いな同僚が辞めますように」
など、自分の悩みを他人の不幸で解消しようとする願いだ。本来、他人の不幸を願うエネルギーがあるなら、自分の成長に向けたほうが建設的だ。なのに、そのような思考がない。
■仕事ができる人の願いとは?
対照的に、仕事ができる人は初詣で、どんなお願いをするのだろうか? 先述したように、自分が主体的に努力すればコントロールできることはお願いしない。
「結果が出ますように」
とお願いするのは他力本願。その結果を出すための行動をするのも自分自身だし、結果が出るまで創意工夫するのも自分の責任でやるべきだ。
もっと言えば、運気を呼び寄せるのも、お願いすべきではない。運によってビジネスを成功させようとするのは、よそう。そのようなステキな幸運(セレンディピティ)も、自分の日ごろこの行いで引き寄せるのだ。
では、どんなお願いをするのか?
それは、不運を引き寄せないことだ。幸運を引き寄せるのではなく。
「●●の結果が出るまで一所懸命に努力するので、どうかそれまでは不運に見舞われませんように。健康でいられますように」
こういったお願いや、お祈りをしてみよう。仕事ができる人は「影響の輪」を拡げ、想定外のことが起こる出来事を少なくしている。だから神頼みをするのは、どんなに気を付けていても降りかかってくる不運を引き寄せないことしかない。初詣をきっかけに、自分の思考のクセをメンテナンスしてみよう。
<参考記事>