台風18号発生。週末~週明けに沖縄付近へ。その後本州付近へ転向する可能性も。
週末~週明けに沖縄付近へ
けさ3時、フィリピンのはるか東海上(トラック諸島近海)で、台風18号が発生しました。今後は発達しながら西寄りに進み、週末~週明けにかけて、沖縄近海に進む予想です。
昨日台湾を直撃した台風17号は転向(北~北東進)せずに、まっすぐ中国大陸へ進んでいますが、今回の台風18号は沖縄付近から本州付近へ転向してくる可能性があります。
このあたりの予想は5日後の予報円の直径が1300キロとかなり大きいことからも分かります。早ければ、週明けにも九州南部へ近付いている可能性もありそうです。
ただ、台風発生直後の予報円はまだ不安定で、その後の進路予想がかなり変わる可能性もあるため、最新の情報で確認するようにして下さい。
転向するかは沖縄付近の高気圧がカギを握る
現在、沖縄付近で太平洋高気圧の勢力が強いため、台風17号は先島諸島の南から台湾を直撃したあと、中国大陸へ進む予想です。
一方、台風18号が沖縄の南にやってくる週末~週明けにかけては、沖縄付近で高気圧が弱まる計算をしている予想も多く、こうなれば台風が北上する隙を与え、最終的には転向して、本州付近へやってくる可能性が高まることになります。
ただ台風自体が高気圧を強める働きもするため、そうなれば台風17号と同様、中国大陸へ進む可能性もあり、まだ転向するかどうかは何とも言えない状況です。
週明け以降、台風18号が本州付近を指向するかどうかは、沖縄付近の高気圧がカギを握っている状態です。