【大津市】その場で搾る生オレンジジュースの自販機が大津に登場!IoTを駆使したその魅力を徹底取材
こんにちは、Sariです!今回はちょっと変わったグルメレポートです。
搾りたてオレンジジュースの自販機
大津市二本松にある商業施設ブランチ大津京に、搾りたてが飲めるオレンジジュースの自販機が現れました!
場所はペットショップの奥の自販機やガチャガチャが並んでいる場所。これ何だろう?と気になっている方も多いかもしれません。
シンガポール生まれの、オレンジの搾り汁だけ、しかもその場で搾っているところが見られる果汁100%オレンジジュースの自販機なのです。
このオレンジジュースの自販機の展開をしているのはシンガポールのIZOOZ(アイジュース)株式会社。2016年に創業したIoTテクノロジーのグローバル企業です。今回、マーケティング課長の高野美咲さんにお話を伺いました。
「シンガポールでは国民の8割が飲んだことがあり、今年6月現在で世界34か国へ展開しています。日本でも商業施設や駅などに500台弱設置が広がってきています。」
今世界中で大注目の会社なのですね。
ジュースが出来上がるまで
早速、買ってみました!
値段は一杯350円。現金のほか電子マネーも使えるようです。世界中に販売されたカップ数が表示されているのも面白いですね。表示はなんと1億1852万548杯となっていました!(2024年6月14日時点)
支払いをすると、上のオレンジが下に落ちてきて、搾られ始めます。オレンジはちゃんと先に入れたものが先に出てくるようになっていて、大体1杯にオレンジ3~4個が使われるそうです!オレンジが動いていく様子が見られるのは、エンターテインメント性があって子どもも喜びそうです。
わずか45秒ほどで、ジュースが出来上がりました。蓋はシーリングされています。ストローも設置されていて、これで搾りたての生ジュースが手軽にいただけます。
飲んでみました
量は280ml。飲みきりサイズでちょうどいい量なのではないでしょうか。
味はオレンジそのものでめちゃくちゃ美味しい!果肉が少し入っているのも嬉しく、甘さも果汁100%によるものなので無添加で健康にもいいですね。
このクオリティで350円は安いと思いました。
今後が楽しみなIJOOZ
IJOOZという会社について、高野さんにさらに詳しくお話を伺いました。
世界最大のオレンジの生産地あるブラジルで洪水被害があったことから、現在日本でもオレンジジュースが販売されないなどの影響が出ていますが、IJOOZさんが使用しているオレンジは主にアメリカ産とオーストラリア産なので影響はなく、むしろ追い風とのこと。
また厳しい基準をクリアした契約農場のみから輸入したうえに、自販機に入れるオレンジは全て洗浄するなど、素晴らしい品質を提供されています。
IJOOZ株式会社はITテクノロジーの会社で、自販機の管理はすべてAIで行われているとのこと。オレンジの消費状況やなんとストローの数までAIが管理しているそうです!そうして常に最適な状態で提供できるようになっているのです。
さらに不揃いオレンジを使用したり、搾ったあ後のオレンジの皮をジャムや化粧品に再利用したりするなど、SDGsにも積極的に取り組まれているそうです。
滋賀県では三井アウトレットモール滋賀竜王に今年3月に設置され、今回のブランチ大津京に今年5月に設置、今月は新たにモリーブ守山でも販売スタートしているとのこと。来月からは順次大型商業施設へ展開が始まるなど、どんどん設置箇所を増やしていく予定だそうです。
無添加で体にも良く、新鮮なオレンジジュースを手軽に飲める画期的な自販機のご紹介でした。ぜひみなさんも足を運んでみてくださいねー!