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出掛ける前からジャズ気分:ジェイコブ・コーラー Romantic Cinematic Live!

富澤えいち音楽ライター/ジャズ評論家

●公演概要

9月27日(金) 開場 18:00/開演 19:30

会場:目黒BLUES ALLEY JAPAN(ブルース・アレイ・ジャパン)

出演:ジェイコブ・コーラー(ピアノ)、平山織江(チェロ)、Maiko(ヴァイオリン)、Dennis Frehse(ドラム)、Patrick Glynn(ベース)

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ジェイコブ・コーラー『シネマティック・ピアノII』ジャケット写真
ジェイコブ・コーラー『シネマティック・ピアノII』ジャケット写真

あなたの大好きな映画音楽! ニュー・シネマ・パラダイス 時の過ぎ行くままに夢やぶれて海の上のピアニスト、リベルタンゴ等の曲を送りします。 ピアニスト、ジェイコブ・コーラーによるダブル・トリオ! ジャズとクラシックとの見事なフュージョン・サウンドを展開します。

出典:Jacob Koller Romantic Cinematic Live!|BLUES ALLEY JAPAN

ジャズとクラシックとの見事なフュージョン・サウンドを展開するピアニスト、ジェイコブ・コーラー率いるダブル・トリオのライヴです。

ダブル・トリオというのは、ピアノ~ベース~ドラムというジャズの一般的なピアノ・トリオと、ピアノ~ヴァイオリン~チェロというクラシックの三重奏を組み合わせたスタイル。

つまり、“一粒で二度美味しい!”ということになるでしょうか(例えが古くてすみません……)。

ジェイコブ・コーラーは2009年から日本を拠点として活動しているピアニスト。アリゾナ州フェニックス出身のその経歴は華麗で、クラシックの貴公子と呼んでもさしつかえないものですが(詳細は彼のオフィシャル・サイト=Jacob Koller Official Websiteを参照ください)、いまだに“水と油”と言われ続けているクラシックとジャズを絶妙にブレンドして見事なドレッシングを生み出し、さまざまな“素材=名曲”の味を引き立てる“名シェフ”ばりの腕前を発揮して注目されています。

当夜は新曲も多数予定されているとのこと。楽しみです。

♪ジェイコブ・コーラー シネマティック・ピアノ・テーマ

♪Jacob Koller DEMO FNL Trans DVD NTSC Lg 001

では、行ってきます!

音楽ライター/ジャズ評論家

東京生まれ。学生時代に専門誌「ジャズライフ」などでライター活動を開始、ミュージシャンのインタビューやライヴ取材に明け暮れる。専門誌以外にもファッション誌や一般情報誌のジャズ企画で構成や執筆を担当するなど、トレンドとしてのジャズの紹介や分析にも数多く関わる。2004年『ジャズを読む事典』(NHK出版生活人新書)、2012年『頑張らないジャズの聴き方』(ヤマハミュージックメディア)、を上梓。2012年からYahoo!ニュース個人のオーサーとして記事を提供中。2022年文庫版『ジャズの聴き方を見つける本』(ヤマハミュージックHD)。

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