【共通テストで雪】電車が遅延したらどうなる?遅刻する場合の対処法
共通テスト初日の13日(土)は、北日本の日本海側を中心に雪が降ることが予想されます。そこで今回は、共通テスト当日に積雪や事故等によって遅刻する場合はどうすれば良いのか、対処法について解説していきます。
共通テスト当日に雪や事故で電車が遅延した場合はどうなる?
大学入学共通テスト当日、交通機関に遅延・運休が生じた場合は試験場で試験開始時刻の繰下げを行うことがあります。
実際、昨年(2023年)も共通テスト初日に試験時間の調整が行なわれました。
公共交通機関の遅延によって全国9試験会場で試験時間が繰り下げられたのです。
共通テスト当日に雪や事故で電車が遅延した場合の対処法
共通テスト当日、雪や事故で電車が遅延して試験時間に間に合いそうにない場合は受験票に記載されている「問合せ大学」へ連絡をしてください。
【ポイント】
問合せ大学の電話番号はすぐに確認できるように控えておきましょう
>>令和6年度大学入学共通テスト 試験場一覧(電話番号の記載あり)【PDF】
また、繰り下げ措置の対応について、駅の放送などでアナウンスをされることもありますので、移動の際にはイヤホンなどを外していつでも情報が確認できるようにしておきましょう。
基本的に追試験ではなく、試験会場の繰り下げという対応になりますので、試験開始時間に間に合わない場合でも、そのまま試験場に向かいましょう。
共通テスト追試験の対象になるのはどんなとき?
疾病・負傷、試験場に向かう途中の事故、その他やむを得ない事由により試験を受験できない場合は、追試験の対象となります。
やむを得ない事由の例
- 両親又は親族等の危篤、死亡
- 自宅の火災
- 痴漢の被害にあった場合
- 事件に巻き込まれた場合
- 発熱・咳等の症状があるなど体調が万全でない場合
など
追試験には申請が必要
追試験を受けるためには、申請が必要となります。
申請期間は限られているため、すみやかに受験票に記載されている「問合せ大学」へ電話連絡をしましょう。
追試験の申請受付時間や申請方法については「令和6年度大学入学者選抜に係る大学入学共通テスト 受験上の注意(外部リンク)」をご確認ください。
個人的に遅刻をした場合はどうなる?
交通機関の遅延等以外で遅刻の理由が個人にある場合は、遅刻をしてそのまま試験を受けることになります(時間の延長はなし)。
ただし、試験開始時刻20分以内に入室することが条件となりますのでご注意ください。
また、英語(リスニング)は試験開始時刻までに入室していない場合、受験することができません。
共通テストの試験会場には早めの到着を!
雪や事故、渋滞によって公共交通機関だけでなく、道路が混雑する可能性もあります。特に共通テスト初日は試験会場についた後に自分の教室を確認して着席するまでに時間がかかります。
「遅刻をして試験が受けられなかった」
「問題を解ける時間が短くなってしまった」
といったことになれば一生後悔することになりかねません。
共通テスト会場へはとにかく早めに到着できるよう、今一度家を出る時間を検討してみてください。