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「じゃがいもが緑色に」←「捨てるべき?」料理人の回答に…『早く知りたかった!』

こんにちは、料理人のぱぷちゃんです!

先日、八百屋からたくさんのじゃがいもをいただきました。じゃがいもをよ〜く見てみると、「芽が出ているもの」や「皮が緑色のもの」などが数個入っていました。これらのじゃがいもは果たして食べることができるのでしょうか?

それにしても、じゃがいもってめんどくさいですよね…?だって「芽が出たり」、「皮が緑色になったり」、「中身が黒くなったり」、「中身がピンクになったり」などと症状があまりにも多すぎるから。

『この色は食べる、この色は食べれない』と判断するのめんどくさいし、なにより難しい!Googleで【じゃがいも ○色 食べれる?】と検索するのはもう正直、卒業したいですよね。

そんな方に朗報です。今回、私が症状別に分けてみました。じゃがいもが好きな方は最後までお付き合いください!

今回の目次

  1. 皮と中身が「緑色」
  2. 「芽」が出た
  3. 中身が「ピンク・紫」
  4. 中身が「黒」
  5. 一覧表

皮と中身が「緑色」

実は、この緑が1番危険な色になります。

じゃがいもが緑色に変色するのは、光にさらされたことによって、じゃがいもが生成する「天然毒素」が増加した結果です。

緑色の部分には、「ソラニン」「チャコニン」といった天然毒素が含まれており、これらを摂取すると、吐き気や嘔吐、下痢などの症状が引き起こる可能性があります。

よく、「緑の部分を取り除けば食べれる」と教える方がいますが、私はオススメしません。なぜなら、緑色の変色は照明の色によって、かなり視認しにくくなります。そのため、緑色が少しでもあるじゃがいもは廃棄するようにしましょう。

さらに、これらの毒素は加熱しても分解されないため、調理しても解決される事はありません!

「芽」が出た

続いて「芽が出たもの」はどうでしょうか?

じゃがいもに芽が出ているからといって、全体にソラニンやチャコニンが浸透しているわけではありません。芽とその周囲の部分をしっかり取り除けば、安心して食べられますよ!

しかし、大きな芽には注意してください。2cm以上の大きな芽はじゃがいも全体にソラニンやチャコニンが浸透している可能性が高くなるため、廃棄しましょう!

中身が「ピンク・紫」

じゃがいもを半分に切ってみると、中身がピンクや紫に変色していることがあります。実はこれ…「低温障害」が原因です。

じゃがいもは2度以下で保存すると低温障害を引き起こすのです!

つまり「生理現象」なので食べてもOKです。しかし、見た目がよくないので気になる方は取り除いて下さい!!

中身が「黒」

じゃがいもを切ると、中身が黒く変色していることがあります。この現象を業界用語で「アンコ(黒色心腐)」と呼びます。輸送中や貯蔵中の温度が高くなると発生します。

そして、アンコは先ほどの「低温障害」と同じ、生理現象になるので、黒い部分を食べても問題はありません。しかし、見た目が非常に悪いので、黒い部分だけくり抜いて使うのがオススメです!

一覧表

最後まで本記事を読んでいただいた方のために「一覧表」を作成しました。正直、かなり便利なのでぜひ活用していただきたいと思います!

もっと学びたい人
にんじん上部・下部の使い分け」を「X」で分かりやすく解説しているので良かったら、見てみて下さい!

最後まで、ご愛読ありがとうございます。
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料理人の視点から、日々の食卓に役立つ「コツ」や「食材の扱い方」をお届けしています。旬の食材を無駄なく美味しく使い切るアイデアや、プロならではの保存方法など、皆さんのキッチンで活用できる情報をわかりやすく解説!【保有資格】調理師免許(国家資格)・食品技術管理専門士・フードコーディネーター

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