【大洗町】全国初の梅専門カフェ!茨城県初の梅ブランド「常陸乃梅」づくしの郷土愛あふれる料理・スイーツ
江戸時代創業の老舗梅干しメーカー、株式会社吉田屋八代目の大山壮郎社長がプロデュースした、全国初の梅専門カフェ「ume cafe WAON」をご紹介します。
「梅を楽しむ可能性を広げたい」という一心で立ち上げた、茨城県初の梅ブランド「常陸乃梅」を存分に味わえます。
お店の外観
大洗駅から車で5分。静かな住宅街の一角なので、ゆったりとお過ごしいただけます。
店内のようす
店内には、テーブル席とカウンター席があります。
テラス席も用意されており、天気のよい日は風を感じながら、アウトドア感覚で食事を楽しめます。
おすすめのメニュー
人気を集めるのは、梅の種類を選べるメニューです。今回は家族と行ったので、梅茶漬けとおにぎりプレートを、それぞれお願いしました。食後にWAON梅ランチセットも追加オーダーしました。
9種類の梅干しから選べる しらす入焼きおにぎり梅茶漬け(漬物添え)
梅は人気の「加賀地蔵(かがじぞう)」を選びました。
しらすは大洗ブランド「にんべんいちしらす」。お米は吉田屋自家米、漬物も吉田屋のお漬物(ごぼう風味漬、しば漬)。すべての材料が大洗ブランドで統一されているところに、地産地消への高い意識と、強い郷土愛を感じます。
ご覧の通り、梅の存在感が大きいです!ご飯は焼きおにぎりになっているので、しっかりした食感です。
人気の加賀地蔵は、茨城県産のプレミアム品種で、皮がやわらかく、梅の味が強いのが特徴。しっとりとして絹のようになめらかでした。お茶漬けには、のりとミツバ、添えられた漬物にも小梅が入っており、名脇役揃いがうれしい。
はやる気持ちを抑えつつ、まずはそのままひとくち。次に、しらすと一緒に。それから、梅と一緒に。そして漬物、最後にわさびを添えて、といろいろ試しているうちに、あっという間に完食していました。
9種類の梅干しから選べる 梅干しおにぎりプレート
おにぎりは、白米か雑穀米から選べます。涸沼のしじみ汁もついており、体にうれしい献立です。
・1個プレート:おにぎり・梅干しが1個ずつ(600円)
・2個プレート:おにぎり・梅干しが2個ずつ(850円)
子どもが選んだはちみつ三年梅は、甘すぎず酸味もしっかりありました。添えてあるごぼう風味漬、しば漬はちょうどよい塩加減で、単品でも楽しめます。
おにぎりは塩むすびになっており、梅干しは別添えで登場するので、まずは目で楽しめます。くたっとしたフォルムとしっとり感が、梅好きにはたまりません。
WAON梅ランチセット
お食事に900円をプラスすると、お好みのスイーツとドリンクのお得なセットが楽しめます。食事はさっぱりとしていて上品な量でしたので、お腹と相談して、追加オーダーしました。
梅ソーダ
人気のドリンクは梅ソーダ。梅の味を楽しむには青梅、色を楽しむには露茜(つゆあかね)。お好みや気分で選べます。
ドリンクは甘すぎずあとを引くさわやかな風味で、スイーツと一緒にいただくのにちょうどよいバランス。酸っぱいのが苦手な方でも安心して召し上がれます。
下にシロップが溜まっているので、マドラーでかき混ぜてからいただきます。混ぜると梅シロップが均一になり、また違った雰囲気に。
梅の酸味の主成分はクエン酸。これから暑くなるにつれて、とくに健康志向の方に需要が増えそうです。
2色の梅コンフィチュールの常陸乃梅ロールケーキ(露茜梅ゼリー添え)
2種類のロールケーキが、お皿に乗って登場。露茜と青梅の2種類の梅が贅沢に使われているので、目でも舌でも違った趣を楽しめます。
「食後に2つも入るでしょうか……」と思ったのも杞憂に終わり、梅のコンフィチュールの酸味が程よいアクセントになっているので、どんどん進みます。合間にソーダをいただくと好相性。お腹と相談して、お友達や家族とシェアするのもいいかもしれません。
お気に入りの味が見つかったら、冷凍の状態でお持ち帰りも可能です。
店内には梅専門ショップが併設され、普段使いや贈答用の梅干し、漬物、お菓子などバラエティーに富んだ商品を購入できます。
3種類の梅干しを選べる利き梅干しセット(土浦の桑茶付、600円)も気になるので、またゆっくり訪れてみたいと思います。
お店の情報
決済は、PayPay、各種カードをはじめ、豊富な種類に対応。快適にご利用いただけます。
駐車場は、道を挟んだ向かい、お肉屋さんの両隣6台分。