釣りって”運”なの?10年以上釣りを続けた筆者の答えは?
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釣りでは「ビギナーズラック」という言葉があるように、釣りの初心者が経験者を差し置いて凄い数や大きさの魚を釣り上げることがあり、運に左右される要素が大きいもの。
なので「釣りって結局は運任せなんじゃないの?」と思っている方もいらっしゃるのではないでしょうか?
そこで今回は釣り人である筆者が、10年以上釣りを続けてきた経験をもとに出した答えについて紹介していきます。
釣れる魚のサイズ
まず釣れる魚のサイズについて。
魚のサイズと運の関係については釣りのジャンルにもよりますが、筆者の肌感では「運が3~5割程度」といったところでしょうか?
大きい魚が食ってくるかどうかは完全に運だと思っている方もいるかもしれませんが、実は意外とその他の要因も多いもので、魚もサイズによって行動する場所や時間帯、食べているエサが変わってくるもの。
イメージを掴むために簡単に例えると、例えば5cm前後の小型のルアーであれば小魚から大型の魚まで釣れる可能性があるのですが
上の写真のような15cmクラスのルアーともなると50cm以下の魚はなかなか捕食できないので、このサイズのルアーで釣れる魚は決まって大型ばかりです。
季節や時間帯などによっても変わってくるのでルアーやエサを大きくすれば大型の魚が釣れるという単純な話ではないのですが、他にも大型の魚を釣るためには竿やリール、針や糸などの道具選びの時点から変わってきます。
ただどれだけ大型の魚を想定して道具や時間などの条件を揃えたとしても、最後は運の要素が必ず絡んでくるので準備と運の両方が必要となります。
魚の数は?
では魚の数に関してはどうでしょうか?
釣りのジャンルによっても変わってくるのですが、魚の数に関しては「運が半分くらい絡んでくる」といった印象です。
というのも、たとえばアジやタチウオなどの群れで行動する魚の場合は、釣れない時は名人の方でも手も足も出ない状況もあるのですが、良い群れにさえ当たってしまえば初心者の方でも入れ食い状態になることもよくあります。
この点で言えば、運の要素が占める割合が大きいです。
実力差が出るのは渋い時
良い群れに当たれば誰でも数釣りを楽しめるのですが、実力差が出やすいのは渋い時。
たとえば筆者が船釣りをしている時に、他の釣り客が全くと言っていいほど釣れていない中、一人だけポツポツとコンスタンスに釣っている方を見たことがあります。
同じ船に乗っているということで、一人が釣れていれば誰にでも釣れるチャンスがありそうなものですが、釣果が一人に集中するとなると実力差があるとしか考えられません。
数釣りに関しても達人はいる
先ほど良い群れに当たれば誰でも釣れると書いたのですが、実はその中でも飛びぬけて凄い数の魚を釣る方が存在します。
たとえば普通の方が竿を1本しか出さないところを、その方は1人で2本も3本も出し、釣り上げた後の動作やエサをつける動作などのすべての動きを効率化しているのです。
数釣りに関してもここまで来ると初心者の方では絶対に勝てない領域となるので、まだ魚のサイズで勝負した方が勝率が高そうですね。
今回は釣りにおける運要素について紹介しました。
自然相手ということでどうしても最後は運の要素が絡んでくるものの、想像以上に運以外の要素が絡んでくる奥深い世界なので、気になる方はぜひチャレンジしてみてはいかがでしょうか?