栄養不足から起こる「低血糖」に注意?-血糖値が低すぎると現れる症状とは!-
ご覧いただきありがとうございます。
おがちゃん先生です。
今回は「低血糖」について解説していきます。
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◎血糖値ってなに?
「血糖値」とは、血液中にどれくらい糖(ブドウ糖)があるのかを表した値です。
通常、食事をすると血糖値が上がり、食後約2時間後には、空腹時の血糖値に戻ります。
食後2時間経っても、血糖値が高い場合は「食後高血糖」といいます。
そして、血糖値が高すぎる状態が「高血糖」、低すぎる状態が「低血糖」です。
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◎血糖値が低すぎるのは良くない?
まず、血糖値が高すぎる状態(高血糖)が続くのは良くありません。
初期は無症状ですが、放置すると腎臓・目・神経などに異常が起こることがあります。
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また、逆に低すぎる状態(低血糖)も人にとって危険な状態です。
これは極端な食事制限・偏った食生活・激しい運動・お酒の飲み過ぎ・肝臓の障害などで起こることがあります。
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低血糖では、エネルギーが不足している状態(いわゆる飢餓状態)なので、様々な症状が現れることがあります。
- ドキドキする(頻脈)
- 発汗(冷や汗)
- 空腹感
- 集中力の低下
- 疲労感
- 目のかすみ
- 顔色が悪くなる(青白くなる)など
さらに進行すると、昏睡状態などにつながることもある。
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◎低血糖を予防しよう!
低血糖を予防するために大切なことをいくつか紹介します。
- 栄養バランスの良い食事を摂る
- 適切な量の食事を摂る(極端に少ない食事は低血糖を招く)
- 時間に余裕を持つ(時間がないと食事が疎かになってしまう)
- 運動は"適切に"行う(空腹時での運動や、激しい運動は低血糖を招くことがある)
- お酒を飲むときには適度に食事を摂る(空腹時にたくさんのお酒を飲むと低血糖を招く)
- 内臓機能を健康に保つ(特に肝臓やすい臓が血糖調節に深く関わっています。ストレスの解消も大切!)
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"過食"は良くないですが、"極端な食事制限(栄養不足)"も低血糖を招いてしまうので、しっかりとバランスの食事を摂るように心がけましょう。
参考になれば幸いです。
最後までご覧いただきありがとうございました!