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【HSP必見!コンプレックスを克服する5つのポイント】自分を好きになるには?

精神科医しょう精神科医/メンタルドクター

こんにちは!精神科医のしょうです。

私は普段、精神科での外来診療を行いながら、インスタにてHSP気質に関する発信を行なっています。インスタにも遊びにきてね♪

突然ですが、あなたにはコンプレックスはありますか?

人と関わっていると、さまざまなコンプレックスに触れることがありますよね。

「身長が低い」

「友達よりもスタイルが悪い」

「勉強ができない」

など身体的なことから能力的なことまで、多くの人は何かしらのコンプレックスを抱えているのではないでしょうか。

コンプレックスを抱えすぎて自己肯定感が極端に下がってしまうと、自分らしく生きるのが辛くなってしまいますよね。

人はなぜコンプレックスを持つようになるのでしょうか。

今回は、コンプレックスを抱える原因と克服するための解決法をご紹介します!

コンプレックスってなに?

コンプレックスとは、心理学の創立者アドラーによると、「劣等複合感情」「劣等コンプレックス」とも呼ばれ、自己肯定感の不足や自分が劣った人間であるという感情のことを指します。

日本では、さまざまなことにコンプレックスを感じている人が多いのではないでしょうか。

マザーコンプレックスや身長コンプレックスなど、心理的なものから外見的なものまでコンプレックスは多岐に渡ります。

コンプレックスの種類

外見コンプレックス

外見コンプレックスとは、スタイルや身長、顔のつくりなど容姿についてのコンプレックスです。

体型や身長に対しての指摘など、身近な人や他人の何気ない一言で傷ついたことから外見コンプレックスを持つようになる人が多いです。

外見コンプレックスが加速すると、過激なダイエットや整形を繰り返したり、精神の病気や命に関わるケースがあるので要注意です。

学歴コンプレックス

学歴コンプレックスとは、「他の子と比べてテストの点数が悪い」「有名な高校や大学に進学できなかった」など、学歴に対して持つコンプレックスです。

一時的なものではなく、卒業して社会に出てからも友人との学歴の差を意識してしまう人が多いようです。

日本ではまだまだ学歴社会が根強く残っているので、高収入を得ていたとしても心の中では学歴に対して強いコンプレックスを抱えてしまうのです。

優越コンプレックス

自分の過去の栄光や手柄を自慢したり、優れているかのように行動することを優越コンプレックスといいます。

一見自信があるように見えますが、劣等感が強いあまり、埋め合わせようと虚栄に満ちた態度を取ってしまうのです。

不幸自慢や自分が劣っていることを誇張して伝えようとするのも、優越コンプレックスの表れです。

コンプレックスを抱えてしまう原因

他人と比べてしまう

他人と比較してしまうことは、コンプレックスを抱えてしまう大きな原因のひとつになります。

会話の中から比較する対象を探してしまったり、相手の身につけているものや家庭環境、学歴や体型など自分と比べて落ち込んでしまい、それがやがてコンプレックスになっていきます。

あまり褒められた経験がない

親や先生に褒められた経験や成功体験が少ない人は、コンプレックスを強く抱きやすい傾向があります。

「他の子は褒められているのに自分は褒めてもらえない」という経験があると、自分は劣っているのだと無意識に思うようになってしまいます。

完璧主義で理想が高い

負けず嫌いで完璧主義の人は、自分の理想と現実の差に苦しんでコンプレックスを感じてしまう人が多いです。

完璧にできていないと気が済まないという性格から、どこまで頑張ればいいのか分からなくなって自分を追いつめてしまい、自信が持てなくなるのです。

他人が優れていることを許容できない

他の人が褒められていることを素直に喜べない人や、恵まれた環境に身を置いていることを許容できない人はコンプレックスを抱えやすいです。

自分よりも優れているところを見つけては、劣等感を抱いてつい批判的になってしまうのが特徴です。

自分を卑下したり、自分が不幸であることを分かってもらおうと誇張した発言をするようになります。

コンプレックスを克服するためのポイント

自分にしかない魅力を探してみる

コンプレックスを持っている人は「だめな自分」に目を向けてしまいがちですが、まずは自分にしかない魅力を探してみる練習をしましょう。

たとえば、肌の色が人よりも浅黒くて悩んでいる場合は「健康的で生き生きとして見えるかも」などポジティブな魅力として考えてみてください。

見た目だけではなく性格でも同じことが言えます。

内向的で自信がないように見える人なら、「落ち着いていて思慮深く見える」というように変換してみましょう。

具体的な目標を決めて努力する

コンプレックスは悪いことばかりではなく、成長のきっかけやエネルギーにもなります。

体重に対してコンプレックスを持っているのなら、「まずは1kg痩せる」など優しい目標を決めてみることから始めましょう。

達成するごとに新しい目標を決めていくと、自信がついてコンプレックスも次第に薄れていきます。

極端な目標を設定するのではなく、ゴールまでの道のりを一つずつ丁寧に決めることが大切です。

ポジティブな面に注目する

物事を否定的に捉えたりネガティブな面ばかり見てしまう人は、ポジティブな面に注目するようにしましょう。

何かに挑戦して失敗したとしてもマイナスに考えるのではなく「良い経験ができた」「次はもっとこうしてみよう」など、成長に繋がるようなプラスの考え方に変換する癖をつけることが大切です。

環境を変えてみる

他人と比較されてしまう環境や、特定の人と一緒にいるときに劣等感に苛まれてしまう場合は自分が身を置いている環境をガラッと変えてしまうのも一つの手です。

交友関係を見直したり、自分の気持ちが落ち着くまでは連絡をしないなど、自分を守る行動を心がけてくださいね。

穏やかな付き合い方ができる人と交流を持つのも良いでしょう。

カウンセリングを受ける

コンプレックスを克服するためには、まずは自分が抱えている問題を客観視して受け入れなければなりません。

コンプレックスを抱いている多くの人は、見た目や性格を誰かに否定されたり指摘されて心が傷ついている状態です。

一人で思いつめてしまったり辛いと感じるときは無理をせずに、カウンセリングや信頼できる人に相談してみることが大切です。

まとめ

コンプレックスとうまく付き合っていくためには、自分自身の能力や現状を受け入れることが何よりも大切です。

他人と比較したり劣等感を持っている人は、自分が今抱えている問題や目標は何なのかを誰よりもよく知っています。

自分のコンプレックスと向き合って、少しずつでもポジティブな行動を起こしてみませんか?

コンプレックスを上手くプラスのエネルギーに変えて、活かしていきましょう。

私のブログのテーマは、「他人軸でなく自分軸で気楽に生きる」です。

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あなたの気持ちが楽になりますように♪

精神科医/メンタルドクター

HSP気質とメンタルヘルスについて発信している精神科医。精神科外来で診療を行い大学で研究も行っている。instagramのフォロワー7万人以上。著書:頑張り屋さんのための心が晴れる本(KADOKAWA)、新刊:精神科医が教える笑顔うつから抜け出す方法(2023年8月16日発売)。私のブログのテーマは、「他人軸でなく自分軸で気楽に生きる」です。あなたはこんな悩みをお持ちではありませんか?「他人の顔色ばかりみてクタクタ」「自分の意思で生きられない」「いつも後悔ばかりでグルグル一人反省会」こんな他人軸の悩みでクタクタなあなたは、上記の私の名前をクリックして公式ブログから自分軸を目指しましょう♪

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