茨木市・駅前ビルに秘密のアトリエ!誰でも入れる日があります
阪急茨木市駅の西側ロータリーにある「茨木阪急駅前ビルSocio1」で、普段は見ることのできない取り組みがあると聞き、行ってみました。
「作品つくってます!」
「オープンアトリエ 11:00~17:00頃」
「おきがるにどうぞ!」
と書かれた立て看板。
阪急茨木市駅の西側にある「Socio1」で、今だけ「アトリエ」が設置されているというのです。
アトリエでは、茨木市在住の美術家・中島麦さんが制作を行っていました。
2023年1月に茨木市のクリエイトセンターで開催する「展覧会舞台 みるみるみる」というイベントの準備をしているのだそう。
クリエイトセンターの舞台で披露されるので、作品もかなり大きなサイズになる予定。
広いスペースが必要で、以前はマンションギャラリーとしても使われたここを期間限定のアトリエにして、制作をしているのです。
ふだんは、立ち入ることができませんが、12月20・21・25・29日は、オープンアトリエとして、誰でも見学することができます。
どんな様子なのか、ちらっと見せていただきました。
秘密基地みたいなアトリエで
Socio1は、阪急茨木市駅前のバスロータリー沿いにあります。建物西寄りの扉からアトリエへ入ることができます。
オープンアトリエの日は、入ってすぐに受付が。
私がうかがった日は「オープンアトリエ」の日ではなかったので、受付エリアも暗くて「秘密基地へ行くぞ!」という雰囲気でワクワクしました。
「商談スペースだったのかな」と思われるブースを横目に、奥へくねくね進んでいくと、明るくて広いアトリエがありました。
アトリエは、撮影もOK。
ものをつくっていくプロセスや、裏側を見ることが好きな人にはオススメです!
全体を撮れないので、その様子は現場でぜひ。
大きな作品なので、キャンバスも中島麦さんが自分で作ったそうで、アトリエには大道具さんが作業をしているようなスペースもありました。
作品を置く棚や、作業のためのテーブルなども、麦さん作。
こんなことも美術家さんがするのか…とおもしろいです。
私は、ものができていく過程を眺めるのが好きなので、ここでずっと見ていたい気分になりました。
舞台ってこんなふうに作るのかと想像したり、イベントの背景を覗けたようで楽しいですよ!
作品を置く棚の下には、絵具の溜まりもありました。
中島麦さんの今回の表現方法が、こんな溜まりを作っているんです。
どんな作品を作ろうとしているのかは「このアトリエで直接見ていただくのがいいかな」と中島麦さん。
制作で使う脚立も、まるでそんなデザインだったのかと思ってしまうほど。
これまでの作品作りで使ったのかな、という絵具がついていて、なんとなくオシャレ。
中島麦さんの足元も「どこで売ってるんですか?ほしいです!」と言いたくなるような、靴。
(売ってません)
作品はもちろん、それらができていくまでを支えるモノたちに、うっとりする秘密基地です。
オープンアトリエは、日にち限定。
「いろんな人に見てもらえたらウレシイですね。秘密基地の雰囲気が好きな人にも、ぜひ来てほしい!」と中島麦さん。
予約も不要なので、お気軽に!
【中島麦 オープンアトリエ】
■場所 大阪府茨木市永代町5番
「茨木阪急駅前ビルSocio1」1階特設会場
【Socio1 地図】のページ(リンク先へ移動)
■オープン日時
12月20日(火)、21日(水)、25日(日)、29日(木)
11:00~17:00
■オープン時間は、出入り自由です。
■撮影OKです。(ルールあり)
■完成作品は、2023年1月8日開催
「展覧会舞台 みるみるみる」で発表されます。
→ 【茨木市文化振興財団「展覧会舞台 みるみるみるの案内】
(リンク先へ移動します)
ものを作ること、なにかができるプロセスを見るのが好きな人には、オススメですよ!