【大洗町】アクアワールド・大洗の「くらげ365」がすごい!くらげと共に四季を堪能できる癒しの空間
アクアワールド・大洗とは
約580種68,000点の生き物が展示され、サメの飼育種類数は約60種を誇る日本トップクラス規模の水族館。
2020年に行われた大規模リニューアルでは、「くらげ365」というクラゲ大水槽が新設されました。2022年には大洗などで発見された新種のオトヒメクラゲを論文発表するなど、クラゲの研究でも注目されています。
くらげの仲間たち
今回はクラゲに注目していきたいと思います。順路に沿って「出会いの海ゾーン」を抜けると、「神秘の海ゾーン」に辿り着きます。こちらでは、くらげの仲間たち、そしてクラゲ大水槽「くらげ365」を鑑賞できます。
クラゲ大水槽「くらげ365」
幅約4.3m、高さ2mの2つの水槽に約10,000匹のミズクラゲが漂っています。ライトアップが変化し、日本の四季の移り変わりをクラゲと共に楽しめます。
初展示のコトクラゲ
深海の海底に生息している珍しいクラゲの仲間です。
毒のないクラゲもいる
クラゲと言えば毒があるイメージですが、毒を持たない仲間もいます。
茨城の海で新種発見のロマン!
国内で初めて発見された新種のオトヒメクラゲは、クラゲ担当飼育員の齋藤さんが大洗港で採集しました。
現在オトヒメクラゲの写真は、「特設展示コーナー」内に展示されています(館内4階 企画展示室)。飼育が難しいため、標本写真も貴重な資料です(3月26日までの期間限定)。
クラゲの仲間は現在3000種以上と言われますが、どんどん新種が増えているそうです。まだまだ分からないことが多いと言われるクラゲの生態。未知なる可能性にワクワクします!
ちなみにオトヒメクラゲを発見した飼育員の齋藤さんは、子どもの頃の夢を叶えてアクアワールド・大洗で働いているそうです。
魚獲りに毎週連れて行ってもらった少年時代、アクアワールド・大洗の前身である大洗水族館に何度か来て、「こういう水族館に勤めたい!」と憧れたのがきっかけでした。
夢を叶えただけでなく、新種のクラゲを発見するなんてすごいです!
自然体験塾「クラゲのふしぎ」
水族館の「癒し系」として人気のクラゲ。何を食べて、どんなくらしをしているのか?クラゲ担当の飼育員さんと一緒に、クラゲのふしぎに迫ります。
※自然体験塾は不定期開催。プログラムスケジュール・応募方法はこちらをご確認ください。
体験したお客様からは、
・詳しい解説があって楽しい
・海の生き物への興味が増した
・ぜひ続けて欲しい。これからも調査を頑張って下さい
という声が寄せられています。
リラックスカフェ“マーメイド”
館内を歩き回って疲れたら、館内のカフェで休憩できるのがうれしい。リラックスカフェ“マーメイド”では、ドリンクからカレーまで注文できます。
今回はクラゲをテーマにまわってみましたが、新たな魅力にワクワクが止まりませんでした。マイ水族館に、クラゲという推しが加わりました。
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アクアワールド・大洗
【住所】茨城県東茨城郡大洗町磯浜町8252-3
【Tel】029-267-5151(音声案内)
【営業時間】9:00~17:00 (最終入館16:00)
※季節や事情により変更の場合あり
※年末年始も休まず営業。6・12月にメンテナンス休館あり
【駐車場】無料:一般乗用車750台、大型バス20台
詳細はホームページにてご確認ください
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