東京都心は約1年3か月ぶりに1週間連続無降水(継続中)
特に関東はカラカラ
日本付近は、立冬(11月7日)を過ぎたころから、冬型の気圧配置と移動性の高気圧に覆われることが多くなっており、この10日間の降水量をみて平年より少ない所が多くなっています。
なかでも関東平野は広く茶色で、平年の10%未満の所が多く、顕著なカラカラ天気が続いています。
東京都心は約1年3か月ぶりに1週間連続無降水(継続中)
東京都心は、11月9日(月)~きのう15日(日)まで、ぱらつく程度の雨も全く観測されない無降水の状態が1週間連続で続いており、無降水の状態が1週間連続で続くのは昨年2019年7月30日~8月10日まで記録した12日連続以来ということになります。
1週間以上連続の無降水記録を過去10回調べてみると、この数年の間に記録しており、特に珍しいことではありませんが、今年に入ってからは初めてのことで、昨年の夏以来、約1年3か月ぶりということになります。
過去の記録は23日連続無降水
天気相談所が発表している東京都心の無降水記録をみてみると、20日以上連続して雨が全く降っていない(降水がない)記録は6回あり、過去の最長記録は、1956年12月10日~1957年1月1日にかけて記録した23日連続となっています。
カラカラ天気の続いている東京都心では、今週末の20日(金)~21日(土)にかけて前線が通過するため、雨を観測する可能性が比較的高く、無降水の状態は途切れるかもしれませんが、今のところ、まとまった降水になる可能性は低いものと思われます。
引き続き、加湿、保湿、火の用心を心がけたいものです。