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【世田谷区】本棚ひとつひとつが小さな本屋さん、『100人の本屋さん』に行ってきました

加藤慶一郎ライター(東京都世田谷区)

松陰神社前の商店街を歩いていたら、「100人の本屋さん」という気になる看板。どんな場所なんでしょう?

案内に従い2階に上がると入口がありました。いざ店内へ。

店内は落ち着いた雰囲気で、手書きのホワイトボードが温かみを感じます。

そして何より気になるのが本棚です。

100人の本屋さんは、一般の方が格子状に区切られた本棚のひとスペースを借りて、自分の好きな本を自由に販売できたりする本屋さんとのこと。

本棚ひとつひとつを見てみると、出店されている皆さんが自己紹介の名刺やメッセージカードとともに思い思いの本を出品されていて、眺めているだけでも楽しいです。

現在は80名ほどの方が出店されていて、今も棚主さんを募集中です。

小さいながらも自分の本屋さんを持てるのは、面白い経験になりそうです。

コワーキングスペースも併設されています
コワーキングスペースも併設されています

オープンは2021年。

店主の方にお話しを伺うと、地域の人々の交流のきっかけになる場所になってほしいとの思いでお店をやられているとのことで、きっかけの中でも、たとえばサークル活動のような集まりではなく、様々な背景を持った人と人がゆるやかに出会う本屋さんという形態が思いにかなっているそう。

そんなお話しをお聞きして僕も、どんな人でもふらっと立ち寄れる本屋さんという場所は、本との出会いだけでなく思いがけないつながりが生まれるうってつけの場所だと感じました。

ぜひ、本と人と地域との出会いを楽しみに訪れてみてはいかがでしょうか?

100人の本屋さん

若林4-25-14 コーナー松陰2F
東急世田谷線 松陰神社前駅下車すぐ

公式サイト

ライター(東京都世田谷区)

ライターとして地域・お出かけ情報をメインに活動しています。かれこれ世田谷在住歴は10年近く。住めば住むほど奥深い世田谷区の魅力を発信していきます。

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