【川西市】ムッチムチのうどんに舌鼓! 五月山を眺めながら食後のコーヒーまで楽しめる“絹う研”とは?
「絹延橋(きぬのべばし)うどん研究所」、通称 “絹う研”をご存知でしょうか。香川県のうどんに惚れこんだ店主、ならぬ“所長”が作るうどんが美味しいと評判のうどん屋さんです。
「板張りの壁」が目印
お店は、阪急宝塚線「川西能勢口駅」から能勢電鉄に乗り換えて1駅目の「絹延橋駅」。徒歩1分ほどの場所にあります。
近くを流れる猪名川や五月山などの自然と調和した板張りの壁が目印です。
休日のお昼時とあり、既に3組の方が並んでいました。私も列に加わり、15分ほど待って店内へ。
お店の様子
入店すると、まずは席に案内され番号札が渡されます。順番を待つ間にメニューを確認。番号が呼ばれたら、入り口脇にあるレジで注文・お会計をするシステムです。
座席はカウンターが6席と、テーブル席が4つ。それ以外にもテラス席が3つ、7〜8人掛けのダイニング席があります。
こだわりのうどん
うどんは定番の「ぶっかけ」や「ざる」を始め、シーズンごとに変わる「季節のうどん」まで様々。
この日の粉は、石臼を使い自家製粉した兵庫県産の「ふくほのか」(全粒粉)と、香川県の「さぬきの夢」、青森県の「ネバリゴシ」と福岡県の「ニシホナミ」のブレンド。
所長の粉にこだわる姿勢に、うどんへの並々ならぬ愛情を感じます。
人気のメニュー「きぬのべセット」
数あるメニューの中でも、好きなうどんとおかずを組み合わせた「きぬのべセット」が人気のようです。
私は、冷たいぶっかけうどん(並)に、週替わりの”キャベツとモロッコインゲンのほっこりサラダ”、 ”とうもろこしご飯”を注文しました。
茹で上がりを待つ間、周りの方のうどんが気になります。「あれは何だろう。あ、あっちも美味しそう…」と横目でちらちら。
しばらくすると…やってきました!
「ぶっかけうどん(冷/並)」550円
うどんは口に入れると驚くほどコシがあり、噂どおりムッチムチ!喉越しも最高です。出汁に使われている材料は、真昆布にいりこと宗田節・うるめ節・鯖節・鰹節で引いた白だしをベースに、天然醸造の淡口醤油などを加えたもの。す、すごい…。
厳選された素材が、「絹う研」のうどんの美味しさの秘密なんですね。
「キャベツとモロッコインゲンのほっこりサラダ」200円
キャベツとモロッコインゲンを使ったサラダは、ほかにも6種類もの野菜が。人参・きゅうり・じゃが芋・赤かぶ・ごぼう・玉ねぎ、野菜好きには嬉しい一品です。
スライスしてボイルした玉ねぎを加えたという、手作りの醤油ドレッシングが爽やか。野菜の旨味を引き立てていました。
「とうもろこしご飯」150円
旬の美味しさが詰まった「とうもろこしご飯」は、噛むごとにとうもろこしの甘みが広がり、これまた美味しい。大満足のお昼ご飯となりました。
カフェ&ライブハウス「うどん屋の2階」
「うどん屋の2階」と呼ばれるカフェスペースでは、コーヒーやスイーツをいただくことができます。
見慣れたはずの五月山も、ここから見るとまるで違って見えるから不思議。
ネルドリップで淹れられたアイスコーヒーと桃のシロップがかかった豆乳のプリンが、食後のお腹にちょうどいい。
お店のメニューは全て、乳・乳製品・卵不使用のため、アレルギーがある方も安心です。
こちらでは定期的に『オープンマイク』というライブイベントも開催。先日行われたライブでは、所長も出演者の1人としてマイクを握りギターを演奏されました。かなりの腕前なのだとか!次回の開催は11月の予定です。
また、毎月第3木曜日は、絵本専門士さんによる絵本の読み聞かせもあります(要予約)。気になる方はHPをチェックしてみてくださいね。
季節限定メニューに「夏野菜のスパイシーカレーうどん」が登場。次回は、それにしようかな♪
基本情報
「絹延橋うどん研究所」
住所 |兵庫県川西市小戸3-23-6
TEL |072-767-7639
営業日 |水・木・金・日曜日
営業時間|11:30〜14:00(LO 13:30)
※ 夜営業はお休み中
定休日 |月・火・土曜日
駐車場 |7台
HP |http://r.goope.jp/kinuuken