3人育児って実際どう?うつ病経験者の母が育児で病まないために大事にしていること
こんにちは!保育士ごんちゃんです。
「無理しない育児」をモットーに、保育士として地域の子育て支援事業に従事しながら、オンラインでも育児に関する情報発信をしています。
そして私も現役の子育て世代で、3人姉弟の育児に日々奮闘しています。
今回は3人育児で大切にしていることについてまとめてみたいと思います。
3人育児楽しい!その理由とは?
私の周りで最近「3人育児って実際どう?」と聞かれることがあるので、今回はその辺のお話と、育児で大事にしていることをお話したいと思います。
私は今5歳女の子と3歳男の子、1歳男の子の3人の母ですが、3人育児を一言で言うととても楽しいです。
特に3人目は、産む前から「3人目って孫だよ、かわいいよ」という話を聞いていましたが本当にその通りだと思います。3人目の子にイライラしたことあったかな?って思うくらい ストレスフリーです。
ただ産後すぐは今以上に寝れなかったですし、ただでさえ睡眠不足というだけでイライラしていたことはあります。
そのため子どもが悪いとかそういうことは関係なく、ただ泣き声を聞くだけで気持ちが沈むことはありましたが、これはきっと誰でも通る道だと思っています。
でも末っ子が1歳になった最近は夜もまとまって寝る時間が増え、日中も何をしても泣き止まないことはほぼないので、本当に可愛いなと感じています。
さらに一番上の子の時と比べたら成長スピードの体感が早すぎて「ゆっくり大きくなって・・・」という気持ちでいます。
この心の余裕が何から生まれるのかと言ったら、長女の時と比べたら5年経って3人目になったことによって、私の母としての経験値がだいぶ上がったことが1つあると思っています。
きっと1人目の娘と3人目の息子を比べると、赤ちゃん自身は同じような行動をしているけど自分の心の余裕があるおかげで、同じ行動でも見え方が違う感覚です。
つまり私自身で比べた時に、1人目の時と3人目の時で心の感じ方が違ったり、 自分なりに手の抜き方が分かって、あまり頑張らないようにすることによって捉え方が違って見えたり、イライラしにくくなったのだと思います。
そして上の子2人も末っ子をとても可愛がってくれるのですが、その姿を見て「可愛いな」と上の子2人に対しても思えています。
第二子3歳の男の子は色々とコミュニケーションが取れるようになってきているのですが、まだ拙いコミュニケーションでこの時期ならではの可愛さがあり、長女に関しても5歳になったからこその可愛さがあってとても楽しいです。
やっぱり育児は「正しくより楽しく」が大事
育児は総じて楽しいと思っている私ですが、瞬間瞬間で見るともちろんイライラすることはあります。
でもそのイライラの原因が「育児でイライラしている」というよりは、例えば仕事で少し焦っている時に子どもが無茶な要求を言ってきて「ちょっと待って…!」となってしまったりと、自分の心の状態が決めていることが多いです。
育児でイライラする時は、100で爆発する自分のイライラメーターが、仕事や夫婦関係やその他の要素で90ぐらいまで色々なイライラが溜まっていて、残り10だけ子どもとのやり取りで何かイラッとすることがあり爆発するパターンがほとんどなんですね。
そのため育児で病まないようにしていくためには、自分のイライラメーターをずっと下げておいて、子どもとのやり取りに余裕を持つことが大事だと常々感じています。
その状態を作るために、常に頭に入れておきたいと思っていることが「育児は正しくよりも楽しく」ということです。
特にこの1年このことを意識するようになって、ますます育児が楽しくなりました
あなたも、子どもとの日々のやり取りで判断を迷う時ってありませんか?
例えば子どもが「お菓子を食べたい」や「テレビを見たい」というような要求を言ってきた時に、今見ていいよと言うべきなのか、それとも今はダメだと言った方がいいのか迷いますよね。
子どもはその積み重ねで家庭の方針を理解していくものなので、親としては判断に迷う瞬間が多々あると思います。
ですがそういう時に正しさを求めすぎてしまうと、私の場合は親である自分もとてもきつくなってしまうし、家庭がピリついてしまうんです。
育児では、世の中的に「こうこうするのが正しい」や「こういう風にした方がいい」、逆に「こうするべきではない」と言われていることは無数にありますよね。
その正しさを自分自身が追い求めてしまったり、子どもにもこういう風にすべきなんだと思って関わってしまうと自分自身がすごくピリピリするし、それを実現しようと思えば思うほどイライラしてしまいます。
それが仮に子どもにとっていいと言われていることだとしても、その環境を実現するのは親なので、それを実現し続けることに親自身がストレスを抱えてイライラしてしまって、その雰囲気が子どもにも伝わったら本末転倒です。
そのため「テレビ等の映像を見せる時間は1日〇時間にした方がいい」というのがあるとします。
だけどそれを実現しようとすればするほど、自分がイライラしたり子どもとの関わりで「それはダメ、あれはダメ」ということが増えてしまうくらいなら便利な動画にも適度に頼ります。
また「お菓子食べたい」等の子どもからの欲求も厳しく制限しすぎずに「 一緒に食べておいしいね」という楽しい時間を共有することを楽しむように意識しています。
育児の楽しさを追求していくと
このことを意識するようになってから、ますます育児が楽しくなってきました。親が「育児って楽しい」と思っていることがきっと一番子どもにとってもいいんじゃないかと思うからです。
どれだけ子どもの体のことを思って「お菓子は1日1個だけにしよう」と頑張ったとしても私はそれを毎日しようとすると、とても疲れてしまいます。私は「一緒に楽しくお菓子食べていいじゃん」と思うタイプなので、あまり世の中的に言われている正しさを求めすぎなくてもいいんじゃないかと思っています。
また、今の幼児期だけではなくこれから小学生、中学生になっていく時にも私が親としてずっと大事にしたいと思っていることでもあるのですが、あまり「将来のために」と思いすぎないということです。
やはり親心としては将来子どもに困ってほしくないと思い「いい教育を受けさせたい」だとか「頑張れない子になってほしくないから頑張らせたい、我慢させないといけない」というようなことを無意識的に思ってしまいますよね。
ですがその子どもが子どもである期間は、大人になるための準備期間ではないので子どもも子ども時代を楽しんでほしいんです。
そう思うのは、子ども時代の楽しかった、満たされた思い出や幸せな経験が積み重なっていつの間にか大人になった時に、物事をがんばれたり人生を楽しむための糧になったりすると思うからです。
これは私が自分自身の人生を振り返った時にもそうですし、インナーチャイルドという心理学の考え方を知るようになってからも、強くそう思うようになりました。
そのため子ども自身にも日々楽しいなと思えるような経験をたくさんしてもらいですし、それを育児の中でどう実現していくかというのを考えた時に、親である自分と子どもが一緒に時間を共有できる時は、できるだけ楽しいものにしていくということを心がけています。
そうすることによって、親である自分も結果的に楽しく育児ができるし「ああいう風にしなきゃ」や「こういう風にしちゃいけない」というような正しさを求めなくなってきました。そして結果的に育児で病まない自分になってきたと思っています。
今後も育児を正しくよりも楽しくというのも今後の合言葉にしていきたいと思っています。
とは言っても、何でもありでやっているわけではないので、その辺のバランスも今後お話していきますね!
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今回も最後まで読んでくださりありがとうございました。また次回の記事でお会いしましょう!