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【新シリーズ】生成AI海外動向まとめ①(イスラエル、米国、シンガポール)

南龍太記者
(写真:ロイター/アフロ)

新シリーズでは、日本語のメディアで取り上げられていない海外の生成AI(人工知能)の動向について、主に紹介する。日本の生成AIの開発や利活用の参考になりそうな海外動向を中心にまとめていく。

東南アジアや中東といった、生成AIに関してマイナーな地域の実情も伝えていきたい。

(※ 英語では、生成AIはGenerative AIやgen AI、GAIなどと表記される)

Remagine Venturesによると同国生成AI企業は5カ月で67社から144社に。代表格AI21 Labs、食品AIのTastewise、画像編集ユニコーンLightricksの資金調達状況を紹介。

Within months, Israeli gen AI startups increase twofold (ISRAEL21c)

(イスラエルの生成AIスタートアップ、数カ月で倍増)

▼Microsoft、Googleとの競合や、AIに不可欠なGPUチップを通じたNVIDIAとの協業、Amazonの独自チップTrainiumとInferentiaによるAnthropicのAI学習方針などを解説。

Here's What Investors Should Know About Amazon's AI Strategy, and Its $4 Billion Anthropic Bet (Nasdaq)

(AmazonによるAnthropicへの40億ドルの"賭け"について投資家が知っておくべきこと)

▼シンガポールの裁判所は米新興Harvey AIと、AI技術利用契約を締結。少額訴訟を中心に生成AIの利用を試し、離婚慰謝料などへの拡大も

Generative AI being tested for use in Singapore Courts, starting with small claims tribunal (cna)

(シンガポールの裁判所、少額訴訟から生成AI試用開始)

記者

執筆テーマはAIやBMIのICT、移民・外国人、エネルギー。 未来を探究する学問"未来学"(Futures Studies)の国際NGO世界未来学連盟(WFSF)日本支部創設、現在電気通信大学大学院情報理工学研究科で2050年以降の世界について研究。東京外国語大学ペルシア語学科卒、元共同通信記者。 主著『生成AIの常識』(ソシム)、今年度刊行予定『未来学の世界(仮)』、『エネルギー業界大研究』、『電子部品業界大研究』、『AI・5G・IC業界大研究』(産学社)、訳書『Futures Thinking Playbook』。新潟出身。ryuta373rm[at]yahoo.co.jp

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