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【葛飾区】早くも咲いているカキツバタが優美!水元公園の水辺を彩る青紫の花

ASA24ライター/英和・和英翻訳者(東京都葛飾区)

豊かな水郷景観が広がる水元公園では、四季折々に多くの水生植物を見られます。
現在、水辺では早くもカキツバタの花が咲いており、水面に涼し気な姿を映しています!
(写真はすべて2023年4月17日撮影)

小合溜に架かる水元大橋
小合溜に架かる水元大橋

公園中心部の噴水広場から水元大橋を南へ渡り、はなしょうぶ園のエリアから小合溜に沿って東へ進むと、遊歩道の右側に「水辺散策池」があります。
水辺の植物と、これを拠り所とする生き物たちが生息する池です。

水辺散策池
水辺散策池

こちらには水生植物のカキツバタが数か所に群生しており、すらりと伸びる茎の先に青紫色の花を咲かせています。
水面に姿を映す大きな花が並ぶ様子は、早くも初夏の雰囲気です。

水面に姿を映すカキツバタの群生
水面に姿を映すカキツバタの群生

青紫色が目を引くカキツバタ。対岸付近にも花が並ぶ
青紫色が目を引くカキツバタ。対岸付近にも花が並ぶ

水元公園の初夏の花といえば6月に見頃になるハナショウブが有名ですが、同じ「アヤメ科アヤメ属」に属するカキツバタも、垂れ下がる大きな花びらがとても優美です。

花びらの付け根の部分、真ん中に白い筋が入るのがカキツバタの特徴です。ぜひチェックしてみてください。

垂れ下がる花びらの白い筋に注目
垂れ下がる花びらの白い筋に注目

水元公園の北部エリアにある「水生植物園」でも、カキツバタが美しく咲いています。
広大な「中央広場」の北側に位置する、大きな池と小島を備えた一帯です。

水生植物園
水生植物園

こちらでは水生植物や水鳥をゆっくり観察できるように、池の上に木で出来た遊歩道が張り巡らされています。
木道を東から西へ歩くと、左側にカキツバタが群生する一角があります。

木道のかたわらに咲くカキツバタ
木道のかたわらに咲くカキツバタ

折れ曲がる木道のかたわらで咲くカキツバタには、和の風情が漂います。
木道のすぐそばで群生しているため、優美な花姿を真上から眺められるのも魅力です。

カキツバタの特徴の「花びらの白い筋」も見やすいですよ。

間近で眺める青紫の花が艶やか
間近で眺める青紫の花が艶やか

真上から見たカキツバタ
真上から見たカキツバタ

美しいカキツバタが早くも水景色に映えている水元公園へ、ぜひ足を運んでみてくださいね。
水辺や木道を歩いて花を見るため、なるべく歩きやすい靴で行くことをオススメします。

名称: 都立水元公園
所在地: 東京都葛飾区水元公園
開園時間: 常時開園
入園料: 無料
アクセス: JR金町駅から京成バス 戸ヶ崎操車場行き(金61)または西水元三丁目行き(金62)で「水元公園」下車、徒歩約7分/JR金町駅から「水元公園循環バス ファミリーシャトル」で「水元大橋・噴水広場」下車(土・日・祝のみ運行/運行期間3月1日~11月30日)
水元公園HP: https://www.tokyo-park.or.jp/park/format/index041.html

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ライター/英和・和英翻訳者(東京都葛飾区)

出版社に11年勤務後、2009年にシンガポールに転居。東南アジアの文化と料理にハマる。2013年に帰国した後は日本文化に改めて関心を深め、今は東京の下町情緒が大好き。葛飾区の素敵なところをどんどん広めたいです。

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