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【葛飾区】年賀状に最適!干支の「巳」をかたどるデザインが迫力、小菅西公園で名物の花時計が模様替え

ASA24ライター/英和・和英翻訳者(東京都葛飾区)

小菅水再生センターの屋上にある「小菅西公園」は、四季折々の花木を楽しめるオアシスのような場所です。こちらの名物の「花時計」が、来年の干支の「巳」のデザインに変更されました。葉牡丹でかたどられたヘビが見事な姿で、迫力があります!

葉牡丹が彩る小菅西公園の石銘板と階段
葉牡丹が彩る小菅西公園の石銘板と階段

荒川沿いにある小菅西公園の階段をのぼると、花時計がある広場にたどり着きます。階段の上部にある左手の植栽では、真っ赤なモミジが見頃。鮮やかな紅葉が、背後の荒川の眺めによく映えます。
なお、公園の南側にはエレベーターが設置されており、どなたでもお気軽に足を運ぶことができます。

階段を彩る真っ赤なモミジ
階段を彩る真っ赤なモミジ

名物の花時計は、直径5メートルもある大きなもの。3月、6月、9月、12月の年4回、花を植え替えて模様替えが行なわれます。毎年12月には、翌年の干支をイメージしたデザインに変更されます。先日変更された新しい花時計は…

2024年12月に模様替えした花時計
2024年12月に模様替えした花時計

「巳」の字を模した白蛇です!白と紫の葉牡丹で作られた大きなヘビが、長い尾をくるりと巻いた姿は、来年の干支らしい堂々たるもの。目の部分はパンジーでかたどられており、愛らしいポイントになっています。
ヘビの左下には、黄色いパンジーで作られた「25」の文字も添えられています。2025年が近付いていることを実感しますね。

ヘビの目と「25」をかたどるのはパンジー
ヘビの目と「25」をかたどるのはパンジー

脱皮を繰り返して成長するヘビは、復活と再生を象徴する存在です。華やかな葉牡丹で作られた花時計のヘビを眺めていると、新しい年は力強く前進する一年になりそう。なんだか希望が湧いてきます。
この花時計を撮影すれば、年賀状にぴったり。新年を祝うSNSの画像にも使えそうです。縁起の良い大きな白蛇の前で、記念写真を撮るのはいかがでしょうか。

青空に映える巳年の花時計
青空に映える巳年の花時計

四季折々の花が楽しめる園内では、現在サザンカの花が見頃です。赤みを帯びた濃いピンク色の花があちこちで咲く様子は、冬の寒さを吹き飛ばすような華やかさ。高台にあり、眺めのいい園内からは、東京スカイツリーや荒川の雄大な眺めも楽しめます。

サザンカの向こうに花時計が見える
サザンカの向こうに花時計が見える
スカイツリーと荒川が雄大な園内からの眺め
スカイツリーと荒川が雄大な園内からの眺め

「巳」のデザインの花時計は、2025年3月中旬頃まで見られます。小菅西公園へ足を運んで、大きな白蛇の姿を眺めてみてくださいね。新しい年が活気に満ちそうな気がしてきます!

施設名: 小菅西公園
所在地: 東京都葛飾区小菅1-2-1(小菅水再生センター屋上)
開園時間:
10/1~3/31 9:00~17:00
4/1~7/20、9/1~9/30 9:00~17:30
7/21~8/31 9:00~18:30
休園日: 年末年始(12/29~1/3)
アクセス: 京成線 堀切菖蒲園駅から徒歩約15分
公式案内: https://www.city.katsushika.lg.jp/institution/1000096/1006890.html

ライター/英和・和英翻訳者(東京都葛飾区)

出版社に11年勤務後、2009年にシンガポールに転居。東南アジアの文化と料理にハマる。2013年に帰国した後は日本文化に改めて関心を深め、今は東京の下町情緒が大好き。葛飾区の素敵なところをどんどん広めたいです。

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