【保育園の運動会の裏事情】保育士が苦労するところ!保護者のありえない要望にも応える
子育てをする皆さんのために役立つ情報を簡単に、わかりやすく発信することをモットーにしている保育士のしん先生です。
秋といえば運動会ですね、気候も良くなり、すがすがしく気持ちの良い中で開催される運動会は、子どもも保護者も楽しみにしていることでしょう。
”こんなことができるようになった!” ”頑張っている姿を見てほしい!”など思いは様々です。
今回は運動会の裏事情についてお伝えしていきます、過去にあった保護者のありえない要望についても考えていきたいと思います。
運動会の裏事情とは
まず保育士が苦労するところは、どんなプログラムにするか?です。
昨年と一緒ではいけないし、その年の子どもの様子を考慮しながら、子どもたちに無理のないよう、楽しめるプログラムにしなくてはいけません。
担任保育士はよく考えたうえで、園長先生に承諾を得るわけですが、これがまた難しいのです。園長先生の考えもあり、性格もありでまず始めに苦労するところなのです。
プログラムが決まるといよいよ練習に入りますが、またここからも苦労する時があり、子どもによっては”やりたくなーい!” ”できなーい”となる子がいます。
ここからは保育士の腕の見せ所となります、どうやってやる気にさせるのか、、、
プログラムがダンスと決まれば、まず保育士が覚えなくては話になりません。曲選びも重要でやることばかり。
しかし苦労しても、最後に子どもたちが一丸となって頑張ってくれると、本当にやりがいのある瞬間でやめられません。
特に年長ともなると、一つひとつの行事が最後なので集大成として力が入ります。
過去にあった保護者のありえない要望とは
”運動会の日は旅行が入っているので日にちを変更してほしい” ”子どもが運動会の当日に欠席したのでもう一回開催してほしい”という要望がありました。
保育士の本音としては、開いた口が塞がらないといいましょうか、呆れました。
日にちは変更できません。しかし最近では年長に限って最後の行事となるため、体調不良などで欠席した子どもや保護者のために、再度開催する保育園もあります。
このような対応は園長先生の判断によるところで、再度開催すると決まれば従うしかありません。
同じことを再度やるだけじゃん!と思われがちですが、必ず成功させなければいけないというプレッシャーがありますし、ほかの子どもたちのモチベーションもあげなければならないのです。
保育園というところがサービス業になってきていると感じるところであり、いいのか悪いのかと思います。
どうかありえない要望だけは勘弁していただきたいです。