なぜか上手くいかない理由とは?「メンタル強い人」がやらないこと
こんにちは、精神科医しょうです。
「考えると不快になるのに、なぜか相手のことを考えるのを止められない」
「嫌なことをされているのに、自分が悪いのかも?と思ってしまう」
「戦わなくてもいい場面で、無駄に戦ってしまう」
など、「言われたこと」や「されたこと」などネガティブな感情がいつも頭の中でいっぱいになることはありませんか?
これらはすべて、相手に振り回され、支配されてしまっている状態だと言えます。
メンタルが強い人は、相手から悪い影響を受けそうになっても上手く交わしたり、認知を書き換えたりして、自分本位の生き方をつかむことができます。
今回は、「自分はメンタルがあまり強くないかも…」と思っている方にぜひ、読んでほしい内容を紹介したいと思います。
もし、あまりピンとこなかったとしても、「そんなこともあるかもしれない」と参考にしていただけるとありがたいです!
なぜか上手くいかないのは?
「毎日、せいいっぱい頑張っているのに、少しも上手くいかない」というような悩みを聞くことがあります。
メンタルが弱い人にありがちなのですが、物事を良い方向に考えられていない傾向が見受けられます。
また、「疲れたなぁ」「もうイヤだなぁ」など、ネガティブな言葉や行動を無意識の内に取っていることも考えられます。
・自己否定グセがついている
真面目な努力家は時間を見つけてコツコツ勉強したり、黙々とスキルを磨く努力を続けたりしているものです。
しかし、たとえ結果が上手くいったとしても「自分はまだまだ」「トップでなければ意味がない」などと、自分を向上させたいという思いの一方で、気がつかない内に自分を否定し、どんどん追い込んでしまっていることがあります。
メンタルが強い人は、そのような真面目な努力家が陥りやすい「落とし穴」を知り、自分の良い所を大切にしています。
・言葉を真に受け取る
メンタルが弱い人は、相手が言ったことを「なんであの人はあんなことを言うのだろう?」と考え込んでしまい、ひと言に対して自分の解釈をどんどん付け足してしまいます。
ちょっとした言葉や行動を深読みして「あの人は私を低く見ている!」「バカにしている!」という結論を出して怒ったり、自分にダメ出しをしたりしてしまうことがあります。
また、自分に自信が持てない場合には「何か悪いことをしたかなぁ」と意識が自分の言動に向き今までの振り返りを行ったり、反省会をしたりしてしまい、ますます自己肯定感を下げる結果になります。
・他人の不機嫌の責任を取る
相手の不機嫌な態度や表情を見て、それらを全て「自分のせいで相手は不機嫌になっている」と自分に関連付けて解釈し、「何とかしなければ!」と右往左往することがあります。
こうして目に見えない上下関係が生まれる結果となり、本当は無関係なはずだった相手の感情に対して、責任を負わなければならなくなります。
メンタルが弱い人は、不機嫌な人や威圧的な人と対峙すると、無条件に「この人に認められたい」「自分が何とかしないと」と思ってしまう傾向があります。
他人の態度や外見で評価してしまうこともあるため、「自分はこの人よりも能力が低いのかも…」と思い謙虚になって、しなくても良い努力をしてしまうため、ますます惨めな気持ちになることもあります。
・逃げない
メンタルが強い人の場合は、自分の中でストレスが溜まると、「逃げなきゃ!」と、上手く交わすことで自分を守ることができます。
しかし、メンタルが弱い人の場合は緊張や不快を感じる場面で、頭が真っ白になって、固まって動けなくなってしまうことがあります。
また、戦わなくても良い場面で無駄に戦い、自分を傷つけてしまうこともあります。
結果的に相手に良いように利用されてしまったり、支配されてしまったりしやすくなるのではないでしょうか。
メンタルが弱いと感じている人が試すと良いこととは?
メンタルが弱い人は、自分の言動に自信が持てないなど、自己肯定感が低い傾向が見受けられます。
自己肯定感が低いと相手から見下されたり、一緒にいても楽しくないからと人が離れて行ったりなどしてしまうため、良いことはありません。
一方で、メンタルが強い人は、自己肯定感が高く、他人に対して優しくなれたり、その場を明るく楽しい場に変えたりなど、言動に余裕が見られます。
メンタルが強い人が側にいると、価値観や考え方などに影響を受け、周囲にいる人もポジティブな気持ちになれるものです。
では、そんなメンタルが強い人に近づくために、試してみると良いことについていくつか紹介したいと思います。
・自分の優れている所を書き出してみる
・自分のポジティブな姿をイメージする
・人とのつながりを意識してみる
・スモールステップで成功体験を増やす
まとめ
メンタルが強い人と弱い人を比較すると、メンタルが弱い人は無駄な言動が多いことがうかがえます。
悩まなくて良い所であれこれと悩んだり、戦わなくても良い場面で争ってしまったりなど、人間関係、思考、時間の使い方に関して損な役回りをしていることが見受けられます。
今回の内容を元に、ぜひ日ごろの自分について振り返ってみましょう。
私のブログのテーマは、「他人軸でなく自分軸で気楽に生きる」です。
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