<映えるグランピング>冬に行きたいメキシカンリゾート「TACO GLAMP 」in千葉
2023年3月にオープンした「TACO GLAMP 」は、千葉県香取郡多古町の廃校(旧常磐小学校)をリノベーションし、グランピングとオートキャンプ場が併設されたたリゾート施設。グランピングと聞くと、夏のイメージが強いが、冬ならではの楽しみ方を紹介する。
145年の歴史ある小学校を「メキシカンリゾート」としてリノベーション
2020年3月に廃校となった旧常磐小学校は、前身の松崎小学校から含めると145年の歴史を持つ。3万平方メートルという広大な敷地に、グランピング、オートキャンプ場、プール、体育館、クリスタルナイトバーなどが建つ。
敷地内に入ると、メキシコの街並みを彷彿とさせるヴィヴィットカラーの壁画やスカルのマスコットなどがお出迎え。「多古町(たこまち)」の響きから生まれたコンセプトはメキシカンリゾート。
「まるでメキシコにいるような非日常リゾート体験を多古町で実現」することを目標にし、施設のデザインやインテリアはカラフルで心が躍る。夜には校庭やプールがライトアップされ、どこでシャッターを切っても、映える写真を撮ることができる。
カラオケやコミックルームまで完備!
校舎を利用したフロント館には、シャワールームやランドリーの他、カラオケにコミックルームまで。ピザ作りやハーバリウム作りなども体験できるワークショップも開催しているため、雨の日や、寒くて外に出たくない、なんて日でも屋内で楽しむことができる。
※ワークショップの内容は時期により変更する可能性あり。
オートキャンプ場は全サイト電源付き。1区画100平方メートルのサイトが22サイト、200平方メートルの広々としたサイトが6サイトの全28サイト。
グランピング場には3種類のテントとトレーラーハウス、合計23棟の宿泊施設が用意されている。
各テントには、本格グリルを導入したBBQハウスが隣接されている。子ども連れの場合、急に「お腹すいた」と言い出すことがあるので、好きなタイミングで食事を摂ることができるのが嬉しい。売店では肉や麺類などを販売しているので、追加購入も可能。
夕食は地元多古町産元気豚のプルドポークを使ったタコスに、元気豚の肩ロースのグリル、アヒージョなど。朝食は、「多古米」と「多古卵」を使ったTKG(たまごかけご飯)や豚汁など、地元の食材を堪能して。
この時期だからこそ楽しみたいのが、キャンプファイヤー。巨大ドーム内のクリスタルナイトバーではお酒やつまみ、マシュマロなどを販売している。私が滞在した時は、大学生から還暦までと、幅広い年齢層の宿泊客と一緒に火を囲み、大人は火をつまみにお酒を嗜み、子どもは焼きマシュマロを楽しんだ。
童心に返り、大人も子どもも体育館で大はしゃぎ
廃校をリノベーションした「TACO GLAMP 」ならではの楽しみの一つが体育館。
中には、バスケ、卓球、トランポリン、キッズ遊具などが用意されており、子どもから大人まで楽しむことができる。
ステージ上にあるピアノの鍵盤を叩けば、誰しも甘酸っぱい記憶が蘇るのではないか。
キャンプ場エリアにも、子ども用の遊具やアスレチックなどがあるため、1日では遊びきれないほど。
夏には、バレルサウナ付きのプールも解放されるため、1年中満喫できること間違いない。
宿泊だけでなく、日帰りBBQでの利用も可能。ファミリーやカップル、卒業旅行など、さまざまなシーンで楽しむことのできる「TACO GLAMP 」、ぜひチェックしてみて。
<TACO GLAMP THE MEXICO >
〒289-2325 千葉県香取郡多古町南玉造 162
旧多古町立常磐小学校