【神戸】ほっこり美味しいスパイスカレーを、お好みのアレンジでどうぞ召し上がれ
インスタでたまたま見つけたお店、ボナルーカフェ。ビジュアル的にも可愛いし、カレーの周りに乗っている色んな付け合わせが美味しそうで、想像力を掻き立てられてしまいました。ということでお店に突撃取材、行ってきましたよ〜
場所はJR須磨駅から徒歩2分ほど、大通りから行くとあっという間についてしまう「ボナルーカフェ」。細い階段を上って扉を開けると、小さな空間がちょこんと。隠れ小部屋のような雰囲気がいいですね。
メニューを見るとカレーの他にもタコスやタコライス、メキシカンな料理も幾つかあります。ちょっと気になってしまいましたが、一度カレーの口になってしまっていたのでひとまずカレーを頼んでみることに。
ここでは「ボナルーカレー」という野菜のカレーがベースとなっていて、そのトッピングに豚、チキン、ラム、エビといったお肉を選べます。この時はランチタイムで、ココナッツや野菜のアチャール(ピクルス的なもの)が色とりどりに付いている「ボナルーボナルーカレー」というメニューもありました。
目の前に出されたカレーは、青いお皿に可愛く盛り付けられていました。お皿の縁に小分けされている豆やココナッツなど、好きな付け合わせをカレーに混ぜ込みながら頂きます。味はとてもシンプルで優しい味です。カレーに煮込まれた細切れ野菜が、五分付きの玄米と好相性で何だか癒される感じ。
そこに好みで投入するのが、店主さんが持ってきてくれた「粗挽き唐辛子」と独自配合の「スパイスオイル」です。スパイスオイルは、さっぱりとした米油とオリーブオイルに、マスタードシードやコリアンダーシードなど数種類の粒々系スパイスが何種類か入っています。
辛味とスパイスの風味が大好きな私は、両方をカレーの上にどっさりかけてルーをカスタマイズ。お肉はラムを選んでいたのですが、粒々スパイスの辛カレーと変化したルーにも負けない存在感ある味で、こちらも私的にベストマッチでした。
店主さんはスパイスカレーを作り続けて10年のベテラン、アジア各地を旅した時にスパイスの魅力にハマったことが始まりだそうです。そんな店主さんが辿り着いたのは、スパイスの奥深さを引き出しつつも、カレー自体は無駄を削ぎ落としたシンプルなカレー作りです。
こだわっているのは材料に野菜、水、油、塩、スパイスのみを使用し、化学調味料や隠し味などは使わないこと。そして季節の活きのいい野菜を使って、ベースとなるボナルーカレーを作ること。これからは冬に向かって野菜の甘味と旨味が増すので一番美味しくなる季節だそうですよ。
デザートにケーキセットも食べてみました。チーズケーキもクッキーも店主さんの手作りなんですが、ライ麦の全粒粉が使われていてこちらも食感がいい。粒々好きにはたまらない感じですね。手作りのクラフトコーラや、これからの季節に嬉しいチャイもあります。
カウンターの横には沢山のレコードが並んでいて、お店が落ち着いている時間帯はレコードをかけているそうです。音楽好きの店主さんで、ここではアイリッシュやヨーロッパ系など、様々なミュージシャンの生演奏が聴けるアコースティックライブをやる事もあるそうですよ。
「ボナルー」は快適という意味だそうです。実際、ホントにくつろげる空間なのでついつい長居してしまいました。ほっこりするのはカレーだけでなく、きっとこの空間全体がそういう空気感なんでしょうね。須磨に立ち寄ることがあれば、どうぞ足を運んでみてくださいね。
ボナルーカフェ
営業時間:11:30〜21:00 (L.O.20:30)
定休日:月曜、火曜
電話:078-737-2480
住所:神戸市須磨区須磨浦通4丁目6-16の2階
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