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浦和レッズ、2位の名古屋とはスコアレスドローに終わる

椛沢佑一浦和フットボール通信編集長(さいたま市)

明治安田生命J1リーグ第17節、浦和レッズはホーム埼玉スタジアムにて2位の名古屋グランパスを迎えての一戦となった。

いまだ、まん延防止措置に伴う入場制限により5,000人の制限がかかった試合だが、上位の名古屋との重要な一戦に向けて、サポーターが試合前にこしらえたビジュアルサポートにより、スタンドにレッズのチームカラーである赤白黒に染められて、バックスタンドには浦和の文字が浮かび上がった。

試合は、序盤からハイプレスをかける名古屋が主導権を握り、浦和はボールを繋ぐことが出来ず、自分たちのサッカーをやらせてもらえない時間が続いた。しかし、名古屋はチャンスを幾度も作るが決めきれず、前半はスコアレスで終えた。

後半も終盤まで1点を争う展開となったが、最後までお互いゴールは決めることは出来ず、0-0。スコアレスドローで試合を終えた。

無失点に貢献した、DF槙野智章選手は「是が非でも勝ち点3を獲りたいと思っていました。最後の最後まで勝ち点3を取りに行く姿勢はありましたが、名古屋の守備もすごく固かったですし、この勝ち点1を次にゲームで勝ち点3にすることで価値あるものに変わるんじゃないかと思います」と、引き分けたゲームを評価した。

試合後、浦和レッズのリカルド・ロドリゲス監督は「難しい試合になったと思います。ただ相手が上の順位につけている名古屋が相手と考えると引き分けも悪いものではなかったと思います」と試合を振り返った。

上位に食い込むためには勝利がほしい試合だったが、上位につけるチームとも互角に張り合えるぐらいの状況を作れるようになってきたことにチームの進歩が見える一戦ともなった。

浦和フットボール通信編集長(さいたま市)

サッカーの街と人を応援するFANZINE「浦和フットボール通信」編集長。フリーマガジンを年5回発行。ウェブサイト「浦和フットボール通信」「浦レポ」「埼玉サッカー通信」で、浦和レッズの情報から、埼玉のサッカー情報、サッカーの街の情報を発信しています。また「浦和フットボール映画祭」など、サッカーイベントなどもプロデュースしています。

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