【富士宮市】絶景の場所で絶品の料理を味わう!新鮮な寿司をカジュアルに食す『すし萬あたらし』
お寿司屋さんというと、回転ずし専門の私。個人経営のお寿司屋さんは敷居が高くて、利用しづらいイメージがあります。
今回は喜ばしいことがあったのでと、義父母がお祝いにと食事に誘ってくれたのが『すし萬あたらし』さんです。
県道23号を白尾山方面に向かい、大泉寺の横の勾配のきつい坂道の途中にあります。
お店の手前が駐車場になっていて、駐車位置は特に決められていませんが、10台は優に停められる広さです。駐車場からお店まで歩く僅かな時間も綺麗に植えられた花壇が目を楽しませてくれます。
入口は道路側ではなく、南向きです。鹿威しがある風流な趣。
ちょっとドキドキしながらお店の中に入ると、明るいカウンターの中から、視覚の明るさに負けない明るい声で、「いらっしゃい」と店主さんが微笑んでくれました。
まず気になったのが、「つまみガチャ」と「すしガチャ」。何が出るかお楽しみガチャの内容はかなりお得になっているそうです。
席はカウンター6席の他に仕切られている6人掛けテーブルが3室。
テーブルから見る景色は素晴らしいです。(今回は夜でしたので夜景でしたが、昼間は富士山も見えそう!)
お箸のデザインは富獄三十六景で、ひとつひとつデザインが違います。
こんなところにも店主さんの楽しませてくれる心遣いが伺えます。
お通しは揚げた里芋と菜の花のおひたしでしたが、これが驚くおいしさ。ホクホクで柔らかいのにしっとりした里芋をカラっと揚げてあり、おひたしに絡むダシが染みて絶品です。
注文した品も次々と運ばれて来ます。
ブタ串ととり串(それぞれ各350円/1本)は赤外線で焼いてからバーナーで炙っていると思われる、旨味がぎゅっと凝縮された焼き方で、間のネギも柔らかくて甘いんです。
からっと揚がったキスのてんぷら(950円)もボリュームがあります。
あげだしとうふ(550円)、カニ汁(600円)も海鮮出汁を使用しているのか、一つ一つに舌鼓!
そしてメインはどれも新鮮な海鮮を使用している自慢お寿司。
サーモンに見えるこちらは富士宮産のニジマスなんだそう。脂が乗ったふんわりと柔らかいニジマスは頬っぺたが落ちそう!
感動の嵐の最中に、店主さんが血合いをサービスで出してくれました。
血合いとは、魚の背と腹の間に存在する赤色線維筋と呼ばれる赤黒い色の部分。栄養素が豊富に含まれているとは聞きますが、新鮮でなければ、どうしても生臭さが出てしまい、敬遠してしまう場所です。
頂いた血合いは新鮮で生臭さが全くなく、馬刺しのような食感で、これがまた驚くおいしさでした。
絶景の場所で、1品1品どれも感動する味わいの料理、そしてなんといっても店主さんの人柄に魅せられ、大満足の『すし萬あたらし』でした。
『すし萬あたらし』は、カジュアルに極上のお寿司を食べられるあたらしいスタイルのお寿司屋さんです!(ご主人の名字が新(あたらし)さんです)
ちなみにランチも好評で、昼間の時間は女性のお客さんが多いそうですよ。
すし萬 あたらし
住所:富士宮市大中里1008-10
TEL:0544-66-8403
営業時間:昼 11:30~13:30
夜 17:30~22:30
*ネタ、シャリの都合により早じまいすることがあります
休業日:火曜日・月1水曜日