Yahoo!ニュース

【土浦市】今宵のお酒と絶品つまみVol.1 肉の旨みがじゅわっ。手作りハンバーグと美味ビールを堪能!

コイケケイコ土浦在住ライター(土浦市)

2022年は、シリーズ企画として「夜にふらりと立ち寄りたいお酒とおつまみのおいしいお店」を、週1ペースでお届けします。本日は記念すべきその第1弾。土浦駅前にある人気店「駅前食堂 ウエスタン・ジャンゴ」の絶品おつまみとペアリングにおすすめのお酒もご紹介します。

おしゃれだけれど落ち着ける、定食屋さんの進化形「駅前食堂 ウエスタン・ジャンゴ」

土浦駅と直結する2階デッキを渡った左側。ちょうどコーナーにあたる部分に「駅前食堂 ウエスタン・ジャンゴ」はあります。このインパクトのある看板、お店に入ったことはまだないけれど一度は目にしたことがあるという方も多いのではないでしょうか。

「ここは何のお店なんだ?」と店頭のメニューを見たり、ひとりで入っても平気かなとちらりとのぞき込む人もいたり。

今でこそ私も「お腹が空いたな」「ちょっと飲んで帰りたいな」というときにふらりと立ち寄る心地良いお店なのですが、お店に足を踏み入れるまでは、中をのぞき込んでは躊躇していたひとりでした。

店内は、1~4人まで利用できるソファ席やボックス形式の席のほかに、奥の方には大人数でも利用できるテーブル席(セパレートももちろんOK)、また奥の窓側にも席が設けられています。

バーカウンター形式の席は、1人利用にぴったり。1人で訪れる機会が多いこともあって私はこのカウンター席が気に入っています。

これ、なにかというとボックス形式の4人掛け席側の壁なんです。ワインの木箱を重ねたような壁を眺めていると、古き良き時代のアメリカを彷彿とさせて西部劇映画を見たくなります。

「アメリカの田舎町にある食堂(ダイナー)のように、どことなく懐かしい雰囲気の中でゆっくりとお酒や食事を楽しんでもらえたら」と、代表の塚原 建(つかはら たつる)さん。アメリカの雰囲気が大好きだという塚原さんが目指したのは、「ただいま」と帰るような懐かしさと温かみのあるお店。駅前にあることもあって、気がつくと家に帰る前にふらりと立ち寄ってしまう、そんなアットホーム感にあふれています。

肉のポエマー・塚原さんの名言とともにご紹介する、絶対に食べてほしいメニュー3選

塚原さんは肉のことを語るときに目がきらきらと輝きます。そんな肉への愛、尊敬が止まらない塚原さんに「ウエスタン・ジャンゴ」といえばの看板メニューとそれに合うお酒も教えてもらいました。肉のポエマーともいうべき塚原さんの名言も添えてお届けします!

【今宵のお酒と絶品つまみ①】おつまみハンバーグ・イタリアン 880円

「ウエスタン・ジャンゴ」に来たら、なにはともあれハンバーグです。ハンバーグはご飯などがセットになった定食メニューもありますが、お酒のあてにするなら「おつまみハンバーグ」。150gと小さすぎず大きすぎずのちょうどいいサイズなんです。

デミグラスソースがきいた看板メニューのベストクラシック、和風なども捨てがたいですが、とろりとしたチーズがのったイタリアンが塚原さんのイチ推しです。ちなみに何人かでシェアして楽しめる大きいサイズも各種あります。

「ウエスタン・ジャンゴ」のハンバーグは大量生産の機械に頼らず、1つ1つが手作りです。

「手ごねにすることで肉本来の旨みも楽しめますし、ふわふわに仕上がるんです」。ふわっと仕上げて、じっくりと焼くことで肉汁がぎゅっと凝縮されます。そうすると切った時に肉汁があふれ出てきます。

塚原さんに実演してもらい、よりおいしくハンバーグが味わえるテクニックが上の写真です。ハンバーグを上からフォークでゆっくりと押すとじゅわーっと肉汁が! ふわふわのハンバーグにとろりとしたチーズ、トマトソースの酸味に“肉のジュース”が加わった最強の逸品です。

肉ポエマーによる「ハンバーグ(イタリアン)」の見方・楽しみ方
ハンバーグの中に詰まっているのは肉のジュース。果汁ならぬ肉汁が人を幸せにします。

おすすめのお酒:キリッとした白のグラスワイン

【今宵のお酒と絶品つまみ②】特製メンチカツ Mサイズ780円

手ごねしたハンバーグと同じ材料で作るメンチカツも絶品です。写真はMサイズで、これより小さめのSサイズ(730円)、大きめのLサイズ(830円)があります。上にかかっているデミグラスソース(+100円)はお好みになりますが、絶対といってもいいほど頼んだ方がいいトッピングです。

肉ポエマーによる「特製メンチカツ」の見方・楽しみ方
デミグラスソースはこのメンチカツにかけるべくして生まれた。ウスターソースでもケチャップでもない、デミグラスソースこそが運命のパートナー。

できたてを味わうべく切ってみるとハンバーグの時のように肉汁がじゅわっと! コクのあるデミグラスソースとさくさくに揚げた衣の食感、それらに守られるように鎮座するメンチ様。わらじのように大きなメンチカツですが、この味の組み合わせがおいしすぎてぱくぱくいけちゃいます。

おすすめのお酒:辛口のハイボール。ウイスキーの炭酸割りでスカッと流し込む!

【今宵のお酒と絶品つまみ③】スペアリブ アメリカンBBQスタイル 100g300円~

最後にご紹介するのはスペアリブ。価格は100g300円で、Sサイズは約100g、Mサイズは約150g(写真右)、Lサイズは約200g(写真左)。スペアリブは高級なイメージがあったので、こんなに安いの?と驚いてしまいます。安いだけではなく、じっくりと焼くことでやわらかくなった肉、甘味と酸味がドッキングしたBBQソースにハチミツも加わった味わいは格別です。

肉ポエマーによる「スペアリブ」の見方・楽しみ方
肉の旨みは骨回りにある、それでいてなんと骨からの剥がれ具合のよきことか。骨まみれの肉は最高!

スペアリブは手でつかんでかぶりつくように味わうのが最高です。当然手はベタベタになります。でもそんなのは拭けばいいのです。拭いても指先の香りをかぐとBBQソースのあの甘い香りが。まさに余韻、食べた後もずっと幸せな気持ちにさせてくれます。

おすすめのお酒:炭酸のパンチの強い生ビール

いかがでしたか、「ウエスタン・ジャンゴ」のおつまみメニュー。今回は肉メニュー中心に紹介ましたが、アジフライなどの揚げ物も単品で用意しています。ここはまさに大人のファミレス。ワクワクするメニューが実に豊富です。一度訪れたらリピートすること間違いなしのある意味キケンな一店。ぜひ足を運んでみてくださいね。

店舗情報
駅前食堂ウエスタン・ジャンゴ
住所:茨城県土浦市大和町9-1 ウララビル2F
電話:050-1548-7959
営業時間:[ランチ]11:00~15:00、[ディナー]17:00~22:00
定休日:日曜
駐車場:なし
ホームページ:https://western-django-web.jimdosite.com/
Instagram:western_djang_2020

土浦在住ライター(土浦市)

土浦市在住のフリーランスの編集・ライター。海外・国内の旅行関連のガイドブックや書籍制作をはじめ、ブライダル情報誌の編集にも携わる。食べること・飲むことが好きで、趣味が興じて最近では食を中心にWEB、紙媒体などで取材執筆活動中。地元土浦の飲食パトロール、歴史やカルチャー学習も積極的に行っています。

コイケケイコの最近の記事