世界遺産佐渡の食のディナーに朝はこぼれ海鮮丼も!日本屈指のラグジュアリーホテルは食の楽しみもすごい
「佐渡島(さど)の金山」として世界文化遺産登録が決定した、新潟県佐渡島を旅してきました。3泊目は日本屈指の新たなラグジュアリーホテルとして今注目を浴びている「HOTEL OOSADO」に宿泊。最高の技術で調理される佐渡の海の幸、山の幸を堪能しました。
人生最高の夕陽の後にいただく夕食は
佐渡の食材は地産地消
とにかく美しかった夕陽を眺めた後、19時に私たちは夕食をお願いしていました。まだ胸いっぱいのままでしたが、すっかり暮れた佐渡の海を眺めながらどんなお食事がでてくるのかわくわく。お食事の個室へ。
3日間、佐渡の色々なお食事をいただいてそのおいしさにずっと満足。佐渡の海の幸の新鮮さは想像以上だし、佐渡の食材は輸送のコストのこともあり、基本的に地産地消。なので野菜も美味しくなってから収穫するので甘いんです。
宿のおもてなしの心溢れる設え。
日本酒5種飲み比べ
佐渡にいる間にすっかり日本酒、佐渡のお酒にはまりました。
和食コースのスタート!
先付け前菜
佐渡栄螺のバジル和え
佐渡ふぐの子粕漬け
海老艶煮
海月レモン寿司
空豆玉子
郷土料理 いごねり
小たこ旨煮
彩も美しく佐渡の食材を活かすため味付けが濃くないところが、関西人は嬉しい。
いごねりは佐渡の海藻「いご草」を煮詰めて練り、冷やしてゼリー状に固めたもので、佐渡の郷土料理です。寒天とこんにゃくの間のようなぷにっとした食感と磯の風味が海藻好きな私は大好きです。
先椀
翡翠仕立 もろこし饅頭
とうもろこしが甘い!夏野菜をこんなに優しい味でいただけるなんて。
お造り
佐渡旬魚5種盛
これ一人前なんです!烏賊に雲丹、佐渡の南蛮海老の味噌が甘い。
一人に一人尾頭付き!私はお刺身が大好きなので箸がとまりません。また大の海藻好きなのでワカメも美味しい。
焼き物
米茄子射込み煮
ここで洋の一皿が。
温物
ズワイ蟹フラン甲羅盛
こちらも和洋がミックスされたテイスト。蟹も、卵も甘く温かい。
強肴
村上牛佐渡番茶フリット ピンクバルサミコソース
なんと!噂の村上牛を焼くのではなく揚げてるんです!フリットはフライと違いメレンゲを使うのが特徴で、ここに佐渡番茶を衣に使い、そしてこれほど私好みなレア感残るロゼに焼き上げてくれるなんて。
止肴
佐渡鱈幽庵焼
お食事
佐渡こしひかり 土鍋ご飯
米どころ新潟のこしひかりの中でも『魚沼産』、『佐渡産』、『岩船産』が特に美味しいと言われています。その佐渡のコシヒカリが登場。お米のツヤ感、ふっくら感、美味しさが流石!
留椀
佐渡みそ味噌汁
漬物
地野菜自家製漬け
素敵な〆の定食です。
水菓子
季節のフルーツパンナコッタ、ホワイトチョコショコラ
デザートまで美味しい!ミルキーなパンナコッタにはおけさ柿も。ホワイトチョコのガトーショコラが濃厚でこれもまた好みです。息子はご飯3杯たべてもうお腹はちきれそう!だったのにまた食べたくなる美味しさです。
美味しいだろうなあと期待していたものの、想像以上の美味しさ。それも佐渡の食材の良さを活かす調理法と、多すぎない味付けが流石。佐渡にきたらやはりこちらでまた食事をしたいとおもう夕食でした。
心遣いのお夜食が
おいなりさんのお夜食サービス
さらに、夕食後、北沢浮遊選鉱場跡のライトアップに無料送迎バスを出してくれて、帰着するとお夜食が待っていたんです。外国からのお客様も喜んでいました。
朝食ビュッフェが楽しすぎる
お膳とビュッフェ、自分で作る海鮮丼!
朝食会場へ。佐渡の食材をふんだんに提供するビュッフェが楽しみ!
広い朝食会場にずらりと並ぶ朝食。
絶対外せない自分で作る海鮮丼。
息子の作った海鮮丼は、佐渡の鮭、南蛮海老に烏賊、たっぷりのイクラに、ねばねば食材の山芋とおくらを。こぼれ海鮮丼だってできちゃいます。
魚好きには焼魚も
鯖のカレー煮も
朝から揚げ物も豊富にでています。
和食の煮物や卵料理、ウインナー
ゆでたまごは岩塩で。
私はとにかく海藻好きなので、海藻の種類が多いのが嬉しい。わかめのしゃぶしゃぶもありました。
楽しいのがパンケーキマシーン!手をかざすと機会がパンケーキ作りスタート。
黄金色のミニパンケーキが出来上がります。蜂蜜をつけていただきます。佐渡は蜂蜜も有名なんです。
日本海を眺めながらいいただきます!
佐渡のりんごジュース、ワカメのしゃぶしゃぶに、フライもの。
海鮮丼にはいくらをたっぷり!
HOTEL OOSADOのお料理を通じて
とにかく美味しくてスタッフの方も、にこやかできびきびと世話をしてくださったり説明してくれたり完璧。そして印象に残ったのが、お客様が感じよくてマナーが良いんです。自分も注意したいと思いました。
とはいえ今回こちらのホテルに滞在して終始体感したのは「リラックス感」。ラグジュアリーだからといって緊張するものではなくそれぞれが好きなように好きな時を過ごすことができる、おもてなしの心いっぱいながらもちょうどよい距離感。
「上質な空間でゆったりと寛ぎながら、佐渡を体感する旅をしたいというお客様にぜひ利用いただきたい」というホテルの気持ちは、お食事にもあらわれていました。ホテルでの心の贅沢とともに、また佐渡の美味を堪能するためにうかがいたいと思いました。
SADO NATIONAL PARK HOTEL OOSADO(ホテル大佐渡)
〒952-1583 新潟県佐渡市相川鹿伏 288-2
TEL. 0259-74-3300
E-MAIL. info.oosado@hotel-oosado.jp
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