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【和歌山市】本場の和歌山ラーメンが味わえる!名物の豚骨醤油ラーメンが絶品の「中華そば 丸田屋」

きなたま地方創生ライター(和歌山市)

「中華そば 丸田屋」は店主が和歌山ラーメンの名店「井出商店」で修行を積んだ後、2002年にこの地で自らの店を構えました。そのラーメンには創業から続くこだわりが息づいています。

店内にはカウンター席とテーブル席があり、落ち着いた雰囲気でラーメンを楽しむことができます。

名物の中華そばの他にも、たまごめし・しらすめしなどが提供されています。

カウンターには「早すし」、すなわち鯖寿司が置かれており、ラーメンを待っている間に楽しむことができます。食べた分は会計時に申告します。

本日は、看板メニューの「中華そば」を注文しました。(税込880円)

「丸田屋」のラーメンの特徴は、何と言ってもそのスープ。豚骨と鶏ガラを8時間以上も強火で炊き込むことで、旨味が凝縮されたスープが生まれます。この長時間の炊き込みによって豚骨の脂っこさは抑えられ、雑味も感じさせないクリーンで深みのある味わいが実現。まろやかな豚骨醤油スープは、見た目こってりとしているものの、味わうとあっさりとした印象を受けるのが特徴です。

スープの中には、チャーシューを煮込んで作った秘伝の醤油ダレが加わり、その味に奥行きとコクを与えています。醤油の塩味は決して強すぎず、むしろ心地よいマイルドさが感じられるため、どんな人でも食べやすい。まさに「初めて和歌山ラーメンを食べる人」にも優しく寄り添う味です。

自家製の中細ストレート麺は、強力粉と中力粉を絶妙に配合し、スープをしっかりと吸い込む性質を持っています。この吸水性の高さが、麺にスープの旨味をたっぷりと絡ませ、一口ごとに濃厚でありながらもスムーズな味わいを楽しませてくれます。しっかりとしたコシがあり、喉越しの良さも抜群です。

ラーメンに欠かせない具材であるチャーシューも大きな魅力のひとつです。使用されている三元豚バラ肉は、脂身と肉身のバランスが絶妙。秘伝の醤油ダレでしっかりと味付けされ、じっくりと炊き込まれたチャーシューは、肉の旨味が引き立ちながらも脂っこさはなく、後味も軽やかです。

店の外には24時間利用可能な冷凍自販機も設置されており、ラーメンを自宅で楽しみたい人には嬉しいです。

「中華そば 丸田屋」のラーメンは、和歌山ラーメンの王道をしっかりと踏襲しながら、どんな人でも楽しめるバランスの良い一杯です。こってりとした豚骨ベースのスープは、クリーミーでコクがありつつも、しつこくなく、しっかりとした旨味が感じられます。一度食べると、また食べたくなる。そんな、どこか懐かしさを感じる味わいです。

【店舗情報】

・店名:中華そば 丸田屋 ぶらくり丁店

・住所:和歌山県和歌山市北新5-35-1

・電話番号:073-423-1245

・営業時間:11:00-15:00
        17:00-26:00

・定休日:月曜日
      祝・祭日の場合は翌火曜日

・ホームページはコチラ

・インスタグラムはコチラ

地方創生ライター(和歌山市)

和歌山の魅力を余すことなくお伝えする地域ライター。和歌山の飲食店や地元イベント、カルチャーをワクワク感たっぷりで取材し、その魅力をお届けします。 ※2024年9月までは泉佐野市(大阪府)、同年10月からは和歌山市(和歌山県)を担当しております。

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