【和歌山市】ふわとろ玉子&プリプリ海老天が絶妙な“天玉丼”が名物の老舗食堂「お食事処 富士」
「お食事処 富士」は昭和レトロが香る老舗の食堂で、名物の「天玉丼」が有名です。読み方は「てんたまどん」ではなく「てんぎょくどん」。
店内に入ると、そこには昭和のノスタルジックな雰囲気が広がります。カウンター席、テーブル席、小上がり席があり、コンパクトながらも落ち着いた印象です。
メニューには名物の「天玉丼」などの丼物や定食があります。
うどん、そばのメニューも豊富です。
本日は名物の「天玉丼」を注文しました。(税込900円)
「天玉丼」は、丼からはみ出すほど大きな海老天が2尾、それに海苔天などが加わり、甘辛い出汁とふわとろの玉子で優しくとじられた、まさに贅沢な一品です。注文が入ってから一つひとつ丁寧に天ぷらを揚げるというこだわりが、この丼の美味しさを一層引き立てています。
まず目に飛び込んでくるのは、丼の中央の2尾の大ぶりな海老天。「天玉丼」の主役である大ぶりな海老天は、衣に包まれた海老の身がしっかりと詰まっており、プリプリとした食感が口いっぱいに広がります。衣に出汁が程よく染み込み、しっとりとした食感が絶妙です。
天ぷら全体を包み込むのは、黄金色に輝くふわとろの玉子。その卵は絶妙な半熟加減で、甘辛い出汁がしっかりと染み込んでいます。ふわとろの卵が天ぷらと絡み合い、口に入れると出汁の甘みと旨味がじゅわっと広がります。甘辛い出汁がしっかり染み込んだ天ぷらの衣が、玉子と共にご飯と一体になっています。
丼ものに欠かせないのが、セットで提供される味噌汁です。「お食事処 富士」の味噌汁は、あっさりしながらも出汁の旨味がしっかりと効いて、深みのある味わいです。
「お食事処 富士」の「天玉丼」は、海老天のプリプリ感、衣のサクサク感、出汁の効いたトロトロ玉子、それらすべてが見事に調和した一品です。
【店舗情報】
・店名:お食事処 富士
・住所:和歌山県和歌山市新通5丁目36
・電話番号:073-431-8194
・営業時間:11:00-15:00
・定休日:日・祝日