人生に悩んでいる人へ。ブッダの名言「たった一度の食事も…」英語&和訳(偉人の言葉)
こんにちは!ほんやく検定1級翻訳士の鈴木隆矢です。
今回はブッダ(釈迦)の名言をご紹介します。ブッダ(紀元前566年頃~紀元前486年頃)は古代インドの宗教家で、仏教の創始者として知られています。
今回は人生に悩んでいる人に届けたいブッダの名言をご紹介します。
ご紹介する名言につきましては、BrainyQuote というアメリカのサイトに記載されているものをGoogleの書籍検索にかけ、それが英語圏の複数の書籍で使用されていることを確認の上、その人物の言葉として記事に掲載しております。
古い人物の言葉ですとそれが本当にその人物の言葉なのか確認が難しい場合もございますが、複数の書籍で使用されている言葉であれば、それがその人物の考えを反映した言葉であると判断できるのではないかという考えのもと記事を執筆しております。
人生に悩んでいる人へ。ブッダの名言「たった一度の食事も…」英語&和訳(偉人の言葉)
「与えることの力について私と同じように学べば、たった一度の食事もいかなる形であれそれを分け与えることなく済ますことはないことでしょう」
ブッダ(古代インドの宗教家)
人間の心には天使と悪魔が同居していますよね。
コンビニでパンを買った。駐車場で食べた。ゴミ箱がない。どうしよう。心の声が聞こえてくる。「誰も見てないから捨てちゃいなよ」。「いや、それはダメだよ。家に持って帰らないと」。
天使は人を善の道に誘導し、悪魔は人を悪の道に誘導する。どちらの道を選ぶかはその人次第。その人の心が決める。
善人と悪人、その違いは心に悪魔がいるかいないかではなく、心の悪魔に打ち勝てるかどうかなのだと。
悪魔とは欲望、怒り
心の悪魔に打ち勝つ、そのためにはまずは悪魔を悪魔と認識することですよね。人が詐欺に遭うのはそれが詐欺師だと気付かないからですよね。詐欺師だと分かっていてお金を渡す人などいない。
悪魔とは欲望、怒りのことなのだと。
欲望とは求めることですよね。求めることとは恐怖なのですよね。
与えることは自分の意志ですよね。自分がやろうと思えばできる。相手の意志は関係ない。
もらうことは相手の意志なのですよね。自分がやろうと思ってもできない。相手次第。
求めることというのは相手の意志に身を委ねることなのだと。それは不安ですよね。恐怖ですよね。
そして、欲望はそれが満たされなかったとき、失望に変わる。怒りに変わる。
では、天使とは何なのか。それは理性のことだと。人は理性を失ったときその判断を誤る。詐欺師は相手の理性を奪おうとする。
悪魔とは人に理性を失わせるもの、欲望、怒り。天使とは理性なのだと。
どれだけ人を憎んでもその憎しみを相手の体の中に投げ込むことはできないのですよね。憎しみはあくまで自分の体の中にある。そこで一番傷つくのは誰なのだと。自分自身なのですよね。人を攻撃しているつもりで実は自分自身を攻撃している。それが憎しみなのだと。それが怒りなのだと。
欲望、怒り、そこに負けてはいけない。詐欺師が詐欺師だと分かれば後はお金を渡さなければいいだけ。欲望、怒り、全て手放す。心を強く持つ。
人生に悩んでいる人へ。「人生」に関する世界の偉人の名言3選
いかがでしたでしょうか?今回はブッダの名言をご紹介しました。
私が運営しているブログ『世界の偉人の名言(鈴木隆矢)』の『ブッダ(釈迦)の名言集【英語原文と和訳】』(外部リンク)という記事では、今回ご紹介したものを含めて、ブッダの名言を60句ご紹介しております。興味のある方はそちらもご覧ください。
では、最後に「人生」に関する世界の偉人の名言を3句ご紹介します。
「人生は解かれるべき問題ではなく、経験されるべき現実である」
セーレン・キルケゴール(デンマークの哲学者)
「生きる意味とは、自分に与えられた才能を見つけること。生きる目的とは、その才能を他人に分け与えること」
パブロ・ピカソ(スペインの芸術家)
「人生に恐れるべきことなど何もありません。あるのは理解すべきことのみです。私たちが今すべきは理解を深めることです。それによって恐れに打ち勝つのです」
マリー・キュリー(ポーランド出身の科学者)
お読みいただき、ありがとうございました!