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【横浜市】ニンニクで元気がみなぎった夜 タンメン・餃子の三幸苑/桜木町

krayskyライター/東京神奈川行ったり来たり(横浜市)

ふとした街角の町中華に、大きなパワーをもらうことがある。桜木町駅から徒歩7分。駅から「動物園通り」を進んだ突き当たりにある黄色い看板、「たんめん・ぎょうざ 三幸苑」。昭和38(1963)年に創業、店舗移転を経て現在はここで営業する。

店内の壁や窓には、大きい写真付きでメニューが書かれており、きょろきょろと見渡すのも楽しい。結局、看板にある「たんめん」と「ぎょうざ」を食べるんだけどね…。

今週も一週間、御苦労であった、と自分に声をかけながら始める。

大きなラー油入れを眺めながら、膨らむ期待。

そこに臨場感のある「焼きぎょうざ」が到着!こちらのお店では一皿8個入りなので、なかなかボリュームがある。

たっぷりのひき肉!余分な脂が入っていないのか、思いのほかさっぱりとしている。麺やご飯などのメインと一緒にいただいても、主菜の邪魔をしない感じだ。

なおここからしばらく、茶色い写真が続きます。

本日の主役、「たんめん」です。じつは店に入ったときから、ニンニクの香りを感じていた。たんめんの到着は、湯気とニンニク感の到着でもある。

まず、器が大きい。そして野菜が多い。白菜、モヤシ、ニラ。箸の一挿しで、大量の野菜が持ち上がる喜び。ヘルシーとカロリーの両方を追い求める筆者にとって、願ってもないことである。

中太の麺を無心に口に運ぶ。一口食べるごとに、元気注入。麺は時間が経ってもスープを吸いすぎず、食べやすかった。

スープはニンニクたっぷりの栄養ドリンクさながら。疲れた体に、沁みる。

こちらは「ちゃーめん」。え、たんめんと絵面があんまり変わらないって?よく見て…ちゃーめんにはタケノコが入ってますよ…!

炭水化物でありながら、れっきとしたおつまみでもある。ニンニクの量と、脂の量が、たんめんよりもレベルアップしている。たんめんよりも味が濃く、ビールがぐいぐいと進む。一歩間違えば、これをおかずにライスが欲しい、ということになりかねない。

平日の昼・夜ともににぎわう。週末、野毛飲みに訪れる人たちにも人気で、店の外に行列ができることも少なくない。土日のランチタイムに16:00まで営業しているのも、重宝する。

<店舗情報>
三幸苑
住所:横浜市中区野毛町3-135 中屋ビル1F
アクセス:日ノ出町駅から徒歩5分、桜木町駅から徒歩7分
食べログサイトRettyサイト

ライター/東京神奈川行ったり来たり(横浜市)

東京生まれ、東京&神奈川&アメリカ大陸育ち。出版社やメーカー勤務を経て、好奇心とともに東奔西走。好きな言葉は「一石二鳥」「三つ子の魂百まで」。文化/日本語/フィクションとノンフィクション/経済的/すこやかな生活。

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