餃子にチャーメン、中華料理から元気をもらう 元祖十八番・若葉町【横浜市】
アットホームな雰囲気に、街で愛される味。仕事終わりに一人で、はたまた友達家族同士でと、次々に客が訪れる店だ。若葉町(横浜市中区)の「元祖十八番」を紹介する。
黄金町駅から徒歩6分。映画館「シネマジャック&ベティ」もある通りに面している。入口の冷凍餃子の自動販売機も目印。
壁にかかった大型のメニュー札。どこか懐かしく活気のある雰囲気が醸し出されている。
店自慢の餃子は必ず頼むとして、ご飯ものと麺のメニューが揃い踏みで、決断力が試される。卓上にある注文用紙にメニューを書いて、注文。
まず餃子。しっかりとついた焼き色がうれしい。
野菜がメインなので、食べ口はごく軽い。つまみにするのに向いている。それでいてニンニクの存在感があり、物足りなさとは無縁。軽いがパンチがある。メインの料理を迎えるための、適切な前哨戦なのである。
チャーシューは甘めのタレとともに。こんもりと盛られたネギとレタスと一緒にいただく。
来たぞ、チャーメン!運ばれてからしばらく、熱々の湯気がすごかった。炒められた麺のパワフルさよ。そこにキャベツ、ニラ、ニンジン、モヤシといった野菜たちが絡みつく。
この麺の輝きを見よ。油と火の力を堪能できる一品だ。
ワンタンメン。シンプルなラーメンに、ワンタン、卵、メンマ、海苔が入っている。
素直な中細麺。
ワンタンの餡が面白く、長方形のような形。奥に甘い香りを感じる、特徴ある味わいだ。
「定食」のメニューも多く、酢豚、肉野菜炒め、レバニラ炒めなど、仕事帰りの腹と心を満たすにもおすすめ。店内に一歩入っただけで、がらりと気分転換になるのは店の力だと思う。
毎週水曜と第一・第三木曜が定休日。Xで毎月の営業予定が発信されている。