覚えておきたい釣りの基礎知識|魚が集まる「汽水域」ってどんな釣り場?
皆さんこんにちは。
YouTubeで「夫婦で楽しむ釣り系動画」を配信している「タビカツリ夫婦」です。
ここでは、特に釣り初心者の方やこれから釣りを始めたい方に役立つ情報を発信しているので、どうぞよろしくお願いします。
汽水域とは?
汽水域とは、一言で言うと”淡水と海水が入り混じっているエリア”の事をいいます。
このことから、汽水域のほとんどが”淡水が流れる川”と”海水である海”がぶつかる河口域に存在しています。
また、日本では静岡県の浜名湖や島根県の宍道湖など、汽水域の湖もいくつか存在しています。
汽水域に魚が溜まる理由
魚のエサが豊富にある
汽水域は河川から流れてくる多くの栄養によってプランクトンが発生し、それをエサにする小生物が多く生息しています。
たとえば、アミ・エビ・ゴカイ、そしてカニや貝など汽水域には魚のエサとなる生物が豊富であり、その生物を捕食するため多くの魚が汽水域に生息しています。
産卵場所になる
汽水域は魚が産卵を行う場所としても優れています。
河口域には多くの海藻が繫茂しているため、魚の産卵場所になり、生まれた小魚たちの隠れ場所としても使われています。
汽水域で釣れる主な魚
『チヌ』
全国の汽水域で見ることができるのがチヌです。
カニ・貝・エビなどが、チヌのエサが豊富な河口は絶好のエサ取り場。
良いサイズのチヌが釣れたり、数釣りも楽しめます。
『シーバス』
汽水域の生息する最大サイズの大物がシーバスです。
シーバスはエサが豊富な汽水域に食欲旺盛で入ってきます。
また、水の流れを好むシーバスにとっては、常に川・潮などの流れがある汽水域は良い着き場となっています。
『ヒラメ』『マゴチ』
川から流れてきた土砂などが河口域に溜まるため、汽水域は基本的に底が砂地のエリアが多いです。
このような河口には砂地の大物『ヒラメ』『マゴチ』が生息しています。
とくにマゴチは海から離れた川にも上っている事がある面白いターゲットです。
『その他多数』
汽水域には、その他、メッキ・ハゼ・ウナギなど、地域にもよりますが本当に多くの魚が集まるため釣りが楽しめます。
汽水域の特徴【塩水クサビ】とは?
汽水域には、汽水域ならではの特徴があります。
それは【塩水クサビ】です。
【塩水クサビ】とは、比重の重い海水と比重の軽い淡水が接する箇所であり、その断面がクサビの様に見えるので、【塩水クサビ】と呼ばれます。
上げ潮いっぱいの時は、海水が河口の上流まで入っている為、完全に海水の魚が釣れたりします。
逆に、下げ潮の時は、海水が払い出すのと一緒に海水の魚は抜けると言われています。
この様に、海水と淡水の関係を知って、魚を狙うのも汽水域攻略の一つです。
汽水域は魚の宝庫!
汽水域は目に見えてはわかりにくいポイントや、潮の干満の差を感じ取って釣りをする必要があります。
難しい様に感じますが、この状況判断が出来るようになれば自分の釣りもステップアップできると思います。
”汽水域”で大物を釣った動画
私たちのYouTubeチャンネル「タビカツリチャンネル」では、汽水域で大物を釣った動画を公開しています。
汽水域で狙える大物や釣り方もわかる動画になっているので、ぜひご覧ください。
YouTube・ヤフークリエイターズ・Instagramにて釣り動画や情報を発信しています。
ぜひ、お気軽にフォローをお願いします。
▼フォロ―はこちらから
YouTube/ヤフークリエイターズ/Instagram