【築上町】火事での焼失を乗り越え今も生きる 日本三大大楠の一つ「本庄の大楠」は築上町にあった
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天気が良い朝、日本でも3本の指に入る大楠(おおぐす)が築上町の本庄にあると聞きつけてさっそく行ってきました。
日本三大大楠「本庄の大楠」
大正11年に国の天然記念物に指定されました。
全国第
1位は鹿児島県蒲生町「蒲生の大クス」
2位は静岡県熱海市「来の宮神社の大クス」
そして
第3位が築上町「本庄の大楠」と佐賀県武雄市「川古のクス」だそうです。
本庄の大楠は樹高は25.8m、胸高の幹周囲が20.6m。
明治34年に焚き火が引火し、大半が焼失しましたが、その後奇跡的に第一枝がよみがえり、現在の姿まで成長しました。
現在5本の支柱に支えられ、支柱の食込みなど難題をかかえ、支柱の一部取り替え、土壌改良などの保護工事を現在も継続しています。
5月にはアオバズクが巣を作りにやってくるそうです。また夏は花火大会、秋はクラシックコンサートが開かれるという事です。
大楠の葉を懐中に入れると、諸災を免れ長寿を得ると言わています。
場所は築城インターチェンジから県道237号線を寒田方面へ10分ほど走ったあたりにあります。
右側に看板があるのでわかりやすいと思います。
こちらから入っていきます。
のどかな田園風景が広がっています。
県道から入るとすぐに見えてきました。
遠目から見てもこの大きさ。
大楠神社(おおくすじんじゃ)の境内にあります。
目の前には駐車場とお手洗いが完備されています。
早朝だったので朝日がきれいで空気がキリっとしていて気持ちが引き締まりますね。
ものすごい迫力です。
樹高25.8m、ビルにすると8階ほどの高さだそうです。
神社の境内からすぐそばまで行く事が出来、ぐるりと一周する事が出来ます。
幹の周囲は20.6m
支柱に支えられ、その姿を保っています。
いかがでしたでしょうか。
こんなに立派な大木が築上町にあったんですね。
写真ではなかなか伝わり辛いのですが、火事でのダメージを克服して今も立派に根を張って生き続けている姿を見るとなんだかぐっとくるものがあります。
これからの季節桜も咲いてくるのでぜひドライブがてら足を運んでみてはいかがでしょうか。近くには明治時代39年頃に建てられた豪邸「旧藏内邸(きゅうくらうちてい)」もあるのでセットで行ってみるのもいいですね。
本庄の大楠(ほんじょうのおおぐす)
住所:築上郡築上町本庄
駐車場:あり
アクセス:築城駅からバスで20分「下本庄」下車] / 築城ICから車で15分
お問合せ:築上町教育委員会 生涯学習課 文化財保護係
TEL・FAX 0930-52-3771