こんな魚どこで釣ったの?|実は身近な場所で釣れる怪物級の大物とは?
皆さんこんにちは。
YouTubeで「夫婦で楽しむ釣り系動画」を配信している「タビカツリ夫婦」です。
ここでは、特に釣り初心者の方やこれから釣りを始めたい方に役立つ情報を発信しているので、どうぞよろしくお願いします。
今回は、実は身近な場所で釣れる怪物級の大物の釣り方をご紹介。
私たちがこの大物を釣ったときは、散歩中のお婆さんに「まぁ~、こんな
魚どこで釣ったの?」と驚かれました。
それくらいインパクトのある魚の釣り方をご紹介するので、ぜひ最後までご覧ください。
実は身近な場所で釣れる怪物級の大物とは?
その大物とは、”コブダイ”です。
別名、寒鯛(カンダイ)とも呼ばれ、大きな頭に大きなコブがかなり印象的な魚。
主に東北より南で九州の南の方まで生息しているといわれ、とくに瀬戸内海から九州まで数が多いとされています。
最大で1mほどにもなる魚ですが、意外と近くの漁港や堤防などに生息しており、近年では冬の時期のメインターゲットとしても人気がある魚です。
コブダイの釣り方
① 場所
コブダイは潮通しの良い岩礁帯や堤防を好みます。
とくに堤防でコブダイを狙う際は、コブダイのエサとなる貝類が多い場所や、身を隠す藻が多い場所でよく釣れます。
また、私たちの経験では、コブダイ以外の魚(例えばスズメダイなど)が群れているような場所でよく釣れました。
② 時間
コブダイはベラの仲間なので、日が落ちる夜は眠りに入ります。
そのため、狙うなら日が出ている時間帯がおすすめ。
特にアタリを多い時間はやはり朝方と夕方です。
③ タックル
コブダイの引きの強さは強烈なため、その引きに耐えれる強いタックルを使います。
しかしながらコブダイ専用タックルなどないため、
例えば、
・ブリなどを狙う際に使うショアジギングタックル
・イシダイなどを狙う強い磯竿タックル
・ビッグベイトなどを投げれる強いルアータックル
などが流用されています。
ちなみに、私たちは3オンス以上のビッグベイトも扱える強めのルアータックルに、PEラインの3号、リーダーは60ポンドというタックルを使っています。
④ 仕掛け・エサ
仕掛けは超シンプルで、太軸針のジグヘッドでOK。
近くの釣具店にも市販されている”虫ヘッド”などがおすすめ。
また、エサはスーパーで売っている”冷凍エビ”でよく釣れます。
そのほかにも”牡蠣””赤貝”などを使う方もいます。
ただ、一番安く入手できる”冷凍エビ”がおすすめです。
⑤ コツ
コブダイ釣りのコツは3つ。
・コブダイの通り道にエサを置く
・こまめなエサ確認
・辛抱強く待つ
コブダイの通り道になりそうな場所にエサを置き、15分程度アタリがなければエサを確認。
あとはこの繰り返しで辛抱強く待てば、コブダイのアタリと遭遇できます。
ただ、1日待っても1回もコブダイのアタリすらない日もあります。
コブダイとの我慢比べです。
⑥ 食べない場合は丁寧にリリース!
コブダイは性転換する魚で、まずはすべてのコブダイが雌として生まれてきます。
そしてある一定エリアのコブダイの群れの中で一番大きく成長した個体だけが雄に性転換し、体が大きく立派なコブを持つコブダイとなります。
そのため、大きなコブを持つコブダイの数は多くありません。
もし食べない場合は、速やかにリリースしてあげてください。
今回紹介した釣り方で大物コブダイを釣った動画
私たちのYouTubeチャンネル「タビカツリチャンネル」では、今回ご紹介した釣り方で大物コブダイを釣った動画を公開しています。
強烈な引きの強さも味わえる動画なので、ぜひご覧ください。