【岡山市北区】「SDGsアートバスを走らせよう!」。子供達作成のアート25点を乗せて出発!
夏休みに入る前、「【夏休み自由研究企画】SDGsと地元企業を学ぶ自由研究「SDGsアートバスを走らせよう!」」の企画を見つけました。カンコー学生服×青木被服×両備ホールディングス共催イベントです。
学生服やデニムの余り布を利用してアートを作成し、バスに飾り付ける内容。飾り付けるだけではなく、その後は岡山玉野間を実際に約1年間バス「AOHARE(アオハレ)号」が運行します。
ワークショップイベントはよく見かけますが、自分達の作品がその後も活かされることは、子供達にとって良い経験になると感じました。
アート作成とバス出発式に参加した様子をレポートします。
アート作成:子供の発想は素晴らしい
アートの作成は以下3回行われ、我が家は8/9(金)14時~の回に参加しました。
- 8月9日(金)10:00~12:00
- 8月9日(金)14:00~16:00
- 8月10日(土)10:00~12:00
「SDGs」と銘打っている、このイベント。冒頭では、各コラボ企業の代表からの説明と合わせて、SDGsの17の目標のうちの一つ「作る責任、使う責任」についても話してくれました。
▼会場には、カンコー学生服が製作している学生服も。どんなサイズでも、同じ柄構成にするため、どうしても余り布が出てしまうとのことでした。
▼青木被服が衣装制作した、9/1からの新番組「仮面ライダーガヴ」の衣装展示も。今回のワークショップには、この衣装で使った余り布もありました。
▼作業机の真ん中に、様々な布が並びます。
▼子供達は自分で考えたコンセプトに従い、直感で布を選び作成を進めていきます。その様子には迷いがなく、「そこに、その布を使うんだね」と関係者を驚かすことも。
▼1時間ほど作業をして、アートが完成しました。
▼完成したアートは、自らの手でバスに飾り付けを。
バス出発式:今日も明日も晴れやかに
アート作成だけではなく、都合がつく子供達は8/22(木)に行われたバス出発式にも参加しました。駆け付けたのは11名。
▼それぞれ、どんな作品を作ったのかを一言ずつインタビューで答えます。
▼その後、バスに乗り込み、約2週間前に作成した自分のアートと再会。
▼飾り付けをした日、まばらだった作品は一堂に集まり楽し気な雰囲気を醸し出していました。
▼約2週間前にはなかった天井のモチーフ。
▼よく見ると、学生服を象徴する金属ボタンもありました。
▼また座席には、デニムと制服で作られたヘッドレストカバーが。
▼後部座席には、青を基調とした2社(カンコー学生服、青木被服)がコラボしたパッチワーク素材のシートカバーが採用されています。
▼しばらく車内の見学をした後、市内中心部を約10分間のドライブに出発です。
ドライブのときに子供達が一番気になったのは、降車ボタン。「押したいから!」ではなく、アート作成時に降車音を録音したためです。
▼本当に自分達の声が鳴るんだろうか……。
そんな心配もよそに、無事自分達の声が車内に響き渡ります。「あ、僕の声だ!」と、喜んでいました。何も知らずにAOHARE号に乗車したお客さんは、ビックリするだろうなと思います。
3社と子供達の想いを乗せて
制服やデニムの余り布で作ったアート作品が彩るバスは、8/23より岡山-玉野間で運行しています。
AOHARE(アオハレ)号の「AO(アオ)」は、学生服から連想する「青春」の“青”、デニムの“青”、両備バスの“青”。「HARE(ハレ)」には「地域をこれからも明るく晴れやかに照らすバス」の願いが込められているそう。
子供達と話をしていると、「また乗りたいな」との声が。約1年間運行されるので、今度はお客さんとして乗ってみようと思いました。
詳細情報
・ワークショップ名:【夏休み自由研究企画】SDGsと地元企業を学ぶ自由研究「SDGsアートバスを走らせよう!」
・3社企業:カンコー学生服、青木被服、両備バス
・バス名:「AOHARE(アオハレ)号」
・車両所属:両備バス玉野営業所
・運行期間:2024年8月23日(金)~2025年8月 予定
・運行エリア:岡山駅~玉野間を中心とする玉野営業所管内路線
・使用車両:岡山200か1522(大型ワンステップ路線バス)
・運行に関するお問合せ先:玉野営業所 TEL:0863-31-1616
・両備ホールディングス株式会社プレスリリース
・青木被服株式会社プレスリリース
・菅公学生服株式会社プレスリリース