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【赤穂市】みつ葉のおいしさ伝えたい!夢が一つ叶いました。7月20日「青とそよ風ノここち」オープン!

歌見フリーライター(赤穂市・たつの市等)、御朱印ガール、仏像女子

みつ葉って添え物とかサブの野菜と思っていませんか。赤穂市中広の「なべしまファーム」のみつ葉は主役をはれる野菜で、フレッシュはもちろん、パウダーなどを使ったスイーツやジェラート、ジェノベーゼソースといった加工品は、イベントでも人気があります。「そんなみつ葉のおいしさをもっと伝えたい」と、みつ葉を使ったドリンクやスイーツを提供するカフェ「青とそよ風ノここち」が7月20日にグランドオープンします。

三つ葉の専業農家が作業場の一角をリノベーション

ハウスのなかで水耕栽培
ハウスのなかで水耕栽培

「なべしまファーム」があるのは、赤穂港に程近い「千鳥ヶ浜」といわれるエリアです。

みつ葉を主に栽培する、兵庫県下でもレアな専業農家で、フレッシュなみつ葉だけでなく、それを使ったスイーツやジェラート、ソースなどの加工品も手がけ、赤穂市内のイベントで販売しています。

亡き義父や高齢になった義母の後を継いで、2020年春から中心となって事業を担っている鍋島晴美さんは、「みつ葉の話をしたり、みつ葉を使ったカフェメニューを食べていただいて、もっとおいしさを伝えることができたら」と一念発起。作業場の一角をリノベーションしてカフェをオープンすることにしました。

こだわりの素材を使ったドリンクを提供

カフェで提供するのは、みつ葉を使ったスイーツやドリンクをメインに、そのほか厳選した素材を使ったメニューです。

「みつばななスムージー」600円
「みつばななスムージー」600円

晴美さんイチオシは、「みつばななスムージー」。その名の通り、みつ葉とバナナを使ったスムージーですが、ともすればバナナに負けてしまいがちなみつ葉をたっぷり使うことで、みつ葉感をアピール。ほのかにバナナの味がする瑞々しいスムージーです。

「いちごスムージー」600円
「いちごスムージー」600円

「いちごスムージー」は、ご近所のいちご農家「まるおファーム」さんのいちご「紅ほっぺ」をふんだんに使った一杯。いちごの酸味と甘みのバランスが抜群でフレッシュです。冷凍保存したいちごを使っているので、いちごの季節以外でも楽しむことができます。

「自家製レモネード」500円
「自家製レモネード」500円

「自家製レモネード」です。
レモンをたっぷり使ったシロップで作っているので、濃厚な仕上がりです。
フレッシュのみつ葉を入れると清涼感がマシマシ。見た目にも涼しげです。
シロップを炭酸で割った「自家製レモンスカッシュ」(550円)もあるので、シュワシュワ好きはスカッシュもおすすめ。

「紅茶」(ポット)550円
「紅茶」(ポット)550円

「紅茶」は、musicaの茶葉を使用して、ポットで提供しています。

ほら!ポットにこんなかわいいティーコーゼをかぶせて提供しますよ。
香り豊かな一煎目と、甘みと渋みが増した二煎目と両方楽しめてお得感があります。

コーヒーはハマ珈琲の煎りたての豆を使っています。

スイーツは日替わりでいろいろご用意

焼菓子 各400円
焼菓子 各400円

昔からお菓子を焼くのが得意だった晴美さん。
みつ葉に関わりだしてからは、みつ葉のパウダーを使ったオリジナルスイーツを作って、イベントなどで販売し始めました。
こちらはその一部です。

右から「みつ葉シフォン」、「みつ葉マーブルクグノフ」、「ガトー・ショコラ・ミツバ」、「りんごケーキ」です。
みつ葉のグリーンが美しいだけでなく、みつ葉の香りも豊か。甘みは抑えているので、罪悪感なくいただける感じ。

「みつ葉マーブルクグノフ」400円、「みつ葉ジェラート」300円(セットで600円)、「コーヒー」500円
「みつ葉マーブルクグノフ」400円、「みつ葉ジェラート」300円(セットで600円)、「コーヒー」500円

スイーツは、普段は焼菓子のワンプレートで、みつ葉のジェラートは別料金です。
4種類あるジェラートは季節ごとに変えていく予定です。

「みつば白玉ぜんざい」700円
「みつば白玉ぜんざい」700円

こちらは「みつば白玉ぜんざい」です。
みつ葉ジェラート、豆腐とみつ葉を使って作った白玉だんご、みつ葉ゼリー、ミルクゼリーのほかに、あずきやホイップクリームも入った、渾身のごちそうぜんざい。
こちらは、いろいろな味が楽しめて晴美さんオススメの一品です。

みつ葉のパウダー
みつ葉のパウダー

一見、抹茶のようですが、こちらがみつ葉のパウダーです。
このパウダーを使って、さまざまなみつ葉スイーツを作っているんですよ。
これもすべては、規格外のものなど、みつ葉を無駄にしたくないという思いからたどり着いた方法なんです。


「カフェでは、必ず2種類のみつ葉スイーツをご用意しようと思っています。あとは、みつ葉にこだわらず、プリン、ゼリー、ムースなど、その日作れるものを作りたいですね。もちろん、みつ葉に関するものも新メニューに取り入れつつ、いろいろ楽しんでいただきたい」と晴美さん。

ナチュラル&レトロな内観も雰囲気アリ

内観はこんな感じ。
5席のみのこぢんまりした店内ですが、ナチュラルテイストとレトロな雰囲気が、合わさっていい味を出しています。
足場板を敢えて使ったり、合板をそのまま生かした天井だったり、晴美さんとご主人が一緒に塗った漆喰壁だったり。今後の経年変化も楽しみですね。

入り口部分は、天然木を使った棚を設置。若かりし頃の創業者夫妻の写真も飾っています。
この部分は、季節の花を飾るなど、その時々にあったディスプレイをする予定です。

自然いっぱいのファームの一角

そうそう、カフェの名前は「青とそよ風ノここち」です。
窓から青空が見えるから「青」、平原に吹く気持ちのよい「そよ風」、お客様に心地よくくつろいでもらいたいから「ここち」。
「ノ」もポイントになっていますよね。

横書きの看板もステキでしょう。
若手の書道家さんに描いてもらったとかで、こちらもいい味だしています。

店の入り口はこんな感じ。

季節によっては、建物の裏手のハウスや畑が見えるところに、ガーデンテーブルやチェアを置いて、お茶やスイーツを用意する予定もあるそうです。農家カフェらしくっていいですよね。

店主の鍋島晴美さん
店主の鍋島晴美さん

「カフェは当初からやりたいと思っていたので、一つ夢が叶いました。お店はどんどん変化していくと思います。それと共に自分も成長できたらいいな」と晴美さん。
水耕栽培するみつ葉やフリルレタスはもちろん、畑で収穫するそのほかの野菜を、一角で販売することも。詳細はSNSでご案内するので、それもお楽しみに。

それから、耳寄りな情報です。7月20日のオープン日当日は、先着20名の方にあこうぱんのミニパンセット(みつ葉パン、誠塩を使った塩パン2個)をプレゼントしてくれるそうですよ。「5席のみですので、お待たせするかもしれませんが、ぜひお越しください」と晴美さん。

なべしまファームカフェ 青とそよ風ノここち
住所:兵庫県赤穂市中広2004
電話番号:090-3996-9712
営業時間:毎週土曜+ときどき火曜10:00~16:00 
※営業日や時間はSNSでご案内
駐車場:あり
URLはこちら
Facebookはこちら,Instagramはこちら

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フリーライター(赤穂市・たつの市等)、御朱印ガール、仏像女子

フリーダムな仕事人で、居住地・赤穂から、兵庫県を中心とした関西一円を飛び回っています。旅行が好き、旅先でおいしいものを食べるのが楽しみな食いしん坊です。手がけた「乙女の御朱印めぐり旅」シリーズ(共著)で紹介しきれない神社仏閣の魅力、女子目線でのグルメやショップ情報、イベント情報なども、西播磨発(赤穂市・相生市・たつの市・宍粟市・赤穂郡・佐用郡)でお届けできたら幸せです。

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