まるでタイムマシン?!約100年前のトンネルを歩く【横浜市南区】
横浜市南区に昭和3年(1928年)に作られたトンネル「大原隧道」があります。トンネルといっても、車は通れません。人と自転車のみが通行できる道です。
「大原隧道」は、横浜市南区清水ヶ丘と南太田2丁目をつなぐトンネル。
「大原隧道」という名前ですが、トンネルと隧道、言葉の意味に違いはあるのでしょうか。国土交通省「道の相談室」によると、名前が違うだけで同じ意味だそうです。
大原隧道の長さは254.5メートル、高さ3.62メートル。看板によると現在もトンネル内部には蒔田・磯子方面の水道管が埋設されているそうです。
トンネルの中は独特な雰囲気をかもし出しているので、ミュージックビデオやドラマのロケ地となることも。私も初めて中を通ったときは、不思議な雰囲気でドキドキしました。
篠原涼子さん主演のテレビドラマ『アンフェア』や米津玄師さんのMVなどに登場しています。
中を歩いてみると、異次元に迷い込んだかのような不思議な感覚になりました。歩いても歩いても、周りの風景が変わらなくて、なんとも奇妙な感じ。ドラえもんのタイムマシンの中はこんな様子なのかなと想像してみたり。
端から端まで歩くのに約3分かかりましたが、もっと長い時間だったように感じました。
大原隧道の清水ヶ丘側にでると、清水ヶ丘公園の入り口があります。清水ヶ丘公園も、丘の上にそびえる「えのきの木」の前でミュージシャンのゆずが撮影したことで有名な場所。
清水ヶ丘公園では、ちょうどアジサイがきれいに咲き始めていました。大原隧道を通って、1つのロケ地をめぐってみるのはいかがでしょうか。
「大原隧道」
所在地 神奈川県横浜市南区清水ヶ丘76-10~南太田2-222
京浜急行南太田駅からのアクセスはブログで紹介しています