こんにちは、Sariです。皆さん、腕時計はお好きですか？

今回は大津市発の国産腕時計ブランドのご紹介です。

大津市石山発の国産腕時計ブランド「JIOS」

大津市石山に、Made in JAPANで高品質の腕時計を作っている会社さんがあるのをご存知でしたか？「世界に誇れる精巧で正確な『日本のモノづくり』を広め、地域に貢献する」という使命を持って活動されている会社さんです。

腕時計のブランド名は「JIOS」。地域に貢献したいという想いから

「Japan,Ishiyama Otsu Shiga」

の頭文字をとって名付けられたといいます。

石山の地元民としては、何ともテンションあがるネーミング！

社長さんにJIOSへの熱い想いを伺いました。

デザインも手がける実力社長

社長の竹脇誠さんは滋賀県大津市出身。学生時代を石山で過ごし、現在も石山在住で、オフィスはJR石山駅近くの瀬田川を臨むビルの5階にあります。

長くネットショップ業界に身を置き、アクセサリーやジュエリー、そして腕時計を販売してきた経験をもとに2009年に独立。2022年に国産腕時計ブランドJIOSを立ち上げられました。

時計のデザインは全て竹脇さん自ら手がけているそう。竹脇さんが設計図を書き、工房の制作者とやり取りしながらデザインが完成すると、工房で制作者によって1本1本丁寧に作られています。

1stモデル「SEIRAN」

第1弾として現在販売中のモデル「SEIRAN」はオフィスのある「晴嵐」という地名からとったもの。地元愛を感じますね。

腕時計の選択肢としては珍しく針のタイプが2種類あり、クラシックなベーシック針とモダンでスタイリッシュな青針から選べます。ムーブメントはCITIZEN MIYOTAの日本製ムーブメントを使いながら価格は2万円台と、高品質なのにお求めやすい価格帯なのに驚きます。その理由を伺いました。

価格へのこだわり

一般的に日本製の腕時計は自動巻きの時計が5万円から、クォーツ式（電池式）の時計が3万円から、といった価格帯であることが多いですが、こちらの会社では企画・生産・販売まですべてを自社で管理し、ユーザーに直接商品をご提供するビジネスモデルを採用しているとのこと。これにより中間の流通業者を通さず原価を抑えることが可能となり、高品質な日本製商品を低価格のままで販売することができているとおっしゃいます。

また、少数精鋭でブランドの運営、商品製作を行うことにより高い品質の担保をすると共に販売価格を抑えることに成功しているそうです。

（参考：JIOSホームページ）

2ndモデル「GMTダイバーズ104」

現在、Makuakeというクラウドファンディング上で、2ndモデル「GMTダイバーズ104」を先行販売中です。

任意の国の第二時間を示すGMTという機能搭載の、機械式自動巻きムーブメントの汎用型は最近開発されたとのこと。こちらの腕時計はその「SEIKO TMI NH34A」を搭載し、またダイバーズウォッチとして200M防水機能をあえて「104」とネーミングに記載しています。なぜ104なのかお分かりでしょうか？

そう、104ｍは琵琶湖の最大水深！竹脇さんはあえて名前に104と付けることで、滋賀県発ということを商品を目にする方にアピール出来ると考えられました。素敵なネーミングですよね。

まだまだ細部にわたるこだわりや詳しい情報はMakuakeのページにたっぷり詳しく記載されていますので、ぜひご一読ください。

大津石山から世界へ

大津市石山から世界へ、日本が誇る「モノづくり」技術の高さを広めていきたいと素晴らしいこころざしを持ちながら、少数精鋭でコツコツと1本1本丁寧に作り上げている腕時計ブランドJIOSさん。その小さな波紋は、きっと大きな波となって海外まで広まっていくはずです。今回社長の竹脇さんにお話を伺って、その熱意ある姿勢に可能性を感じました。

2ndモデルは現在Makuakeにて先行販売中、1stモデルはホームページから購入できるほか、石山のオフィスでも実際に手に取って見て購入することができます(現段階では現金支払いのみ）。

大津市、石山から世界を目指す腕時計ブランド、ぜひ応援したいと思います。

皆さんもぜひホームページやMakuakeなどチェックしてみてください！

JIOS