任天堂のSNS『Miiverse(ミーバース)』が本日サービス終了。約5年間の運営に幕を閉じる
11月8日(水)15時、任天堂が運営するソーシャル・ネットワーキング・サービス『Miiverse(ミーバース)』がそのサービスを終了しました。
Miiverseは2012年の『Wii U』発売にあわせて開始されたユーザー向けのコミュニティで、2013年にはアップデートで『ニンテンドー3DS』にも対応。長く任天堂のゲーム機を所有しているユーザーに約5年間にわたり愛されてきました。
Nintendo Switchには非対応
しかし、2017年に発売された『Nintendo Switch(ニンテンドースイッチ)』にはMiiverse機能は搭載されず、ゲーム内の画像投稿機能はTwitterやFacebookといった他社のSNSへと振り替えられました。
MiiverseがSwitchに引き継がれなかった理由は明らかにされていませんが、ユーザーコミュニティの管理の難しさ(悪質なユーザーによる違反行為の繰り返しへの対処)や収益性の低さ、ログインしないと全てのコンテンツを見られず、外部へとコミュニケーションが広がりづらい閉じたSNSの問題が背景にあったのではないかと考えられます。
今後、ユーザー同士のコミュニケーションはTwitterやFacebook、そして任天堂のスマホアプリ『Nintendo Switch Online』にて行われることになるでしょう。