ブラックバスの気になる味は?バス料理3種類を食べ比べた結果
釣りに便利なアイテムや情報を紹介している「釣りの知恵袋」なるフィッシュです!
釣りでは持ち帰った魚を食べるという方もたくさんいらっしゃいますが、ブラックバスを持ち帰って食べたという方は少ないのではないでしょうか?
なんとなく臭そう、まずそうといったイメージの強い魚ですが、実はもともとは食用として輸入された美味しい魚なんです!
そこで今回は、そんなブラックバスの料理3種類を食べ比べた感想とオススメのバス料理について紹介したいと思います!
バス料理の注意点
ブラックバスは臭そうというイメージがあるのですが、これは釣れたところの水質による影響が大きいです。
また厄介なことに、水質の悪さからくる臭さについては下処理でごまかすことに限界があります。
なので食用にする場合は、なるべく水質のよいところでバスを調達することをオススメします。
バス料理その① バスの煮付け
エントリーナンバー1番はバスの煮付けです。
日本の魚料理でメジャーな煮付けですが、バスに煮付けというイメージは合わなかったので気になって試してみました笑
バスの下処理についてですが、普通の魚と同じように表面のぬめりをとって、内臓を落とします。
この段階ではまだバスっぽさが残っていますが、三枚におろして切れ込みを入れてしまえばただの魚の切り身に。
こちらに調味料を入れて味をつければ、バスの煮付けの完成です!
しっかりと味の染み込んだバスの煮付け。
魚は皮の部分に臭みがあるので、バスの皮を引かずないことに疑問を感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、これは単に見栄えの問題です。
さて、出来上がったバスの煮付け、気になるお味の方はと言いますと…
美味しい!煮付けとして美味しいのですが…
煮付けの味が勝ってしまって、これだとブラックバスではなく他の魚でも大差がないような、少しもったいないような結果に。
料理として美味しいのですが、白身魚なのでもっと素材の味を生かせる料理の方が良いなと思います。
バス料理その② バスの干物
煮付けは素材の味を生かしきれなかったのですが、もっとシンプルな料理ならどうでしょうか?
という訳で次に紹介するのはバスの干物。
釣ってきたバスを開いて、天日干しにします。
味付けは塩のみと、まさにバスの素材の味を生かした料理と言えるでしょう。
そして完成したのがこちら。
こんがりと焼け目がついて、焼き魚の香りが食欲をそそります!
そしていざ食べてみると…
「これは旨い!!!」
バスの煮付けと違って、バス本来の素材の味を生かせている非常にオススメの食べ方です!
バス本来の旨味は食べたことがないのでわからないと思うのですが、イメージしやすいところでいうとまさに鯛の味そのもの。
上品でありながら濃厚で力強い白身魚の旨味と、弾力のある食感が堪りません。
バス料理その③ フィッシュ&チップス
煮付け、干物と和食が続いているので洋風の料理も紹介します。
白身魚の洋風料理ということで、真っ先に頭に浮かんだのがフィッシュ&チップスでした!
バスを食べやすいようにカットして、衣をつけていきます。
続いて油で揚げていきます。
こんがりと色目がついたら完成です!
備え付けにポテトも添えてみました。
ブラックバスで作ったフィッシュ&チップス、気になるお味はと言いますと…
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ただただ旨いです!!
カリっとした衣の食感とバスの旨味が絶妙にマッチしています。
またフィッシュ&チップス用に用意したタルタルソースが良く合っていて止まりませんね!
この3種類のバス料理の中で順位をつけるなら、3位が煮付け、2位が干物、そして1位がフィッシュ&チップスという結果になりました。
バスといえば特定指定外来種の厄介者のイメージが強いですが、食べれば美味しい魚です。
今までバスによる食害でワカサギや鮎などに影響を与え厄介者となっていた地域でも、食用にすることで関わり方が変わればいいなと思っているので、これからも積極的に情報を発信していきたいと思います!
バスの干物の作り方を過去に紹介しているので、気になる方はぜひご覧ください。
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