【橋本市(高野山エリア)】ふるさとのたからものから学ぶ。衣食住の『衣』のモノづくり
橋本市のものづくり「パイル織物」とも関係あるのでご紹介。
かつらぎ町妙寺の公民館で衣食住の『衣』に関する展覧会「編む、織る、つむぐ展」が開催されています。
地域の産業の流れを知ることが出来るのと、水の豊かな紀の川一帯では川上木綿の産地だったという歴史があるものの実物は見たことがなく、今回の企画はそれで織られた縞模様?を見る貴重な機会に感じたので紹介させていただきました。
コンパクトな企画展示室ではあるもののパネルで丁寧に説明されており、初の企画ながら同内容は今回限りらしいので、超短期な展示期間ですが良ければ一度覗きに行って見て下さい。
私事で恐縮ですが、かつらぎ町の丁ノ町地区で当時私の祖父母が商売していたので、子どもの頃は妙寺駅を挟んで南北で遊んでいました。大切な想い出の地です。
また、昔からの古いもの・古い道具は失われたらもう復活できず、このような地元の木綿で作られた着物が捨てられるのは地域文化の文脈を伝えていく上でとてももったいないので、もうイラナイ着物がある方は何らかの活用を検討していただきたいのと、本当に使わなければ私が使わせて頂きます。
特に女性モノに比べて地味なデザインの男モノは、リメイクされる機会も少なく処分されているのでもったいなく思います・・・。
※連絡先 saikoro3+news@gmail.com(筆者・田中)
――――――――――――――――――――――――――
「編む、織る、つむぐ展」
住所:妙寺公民館内スペース(和歌山県伊都郡かつらぎ町妙寺445番地の1)。建物裏に駐車場あります。
時間:9時〜17時
開催期間:11/29〜12/3 ※短期なので注意
電話:0736226668
※見学費用は無料
ちなみに、パイル織物を学びたい方には、
パイル織物資料館が橋本市高野口町にあります。
住所:和歌山県橋本市高野口町名倉1067
電話:0736423113