【川越市】2月28日は草餅の日! 老舗和菓子店の美味しい草餅を食べよう!【川越を元気にするお店】
2月28日(2022年は月曜日)は「草餅の日」だそう。これは古くから川越の東部農村地帯には「2月28日に草餅を食べると健康にすごせる」という言い伝えがあり、草餅が食べらてきたことが由来とのこと。それで和菓子店「お菓子の紋蔵庵」では2月28日を「草餅の日」としているそうです。
草餅、美味しいですよね。なかでも「お菓子の紋蔵庵」の草餅は絶品と評判で、1日1万個を売り上げることもあるそう。これは甘いもの好きは要チェックです!
というわけで、今回は草餅を中心に「お菓子の紋蔵庵」を紹介します。
幕末創業の老舗和菓子店
まずは「お菓子の紋蔵庵」の歴史から。こちらの前身が創業したのは慶応元年(1865年)だそうです。薩長同盟が結ばれたのが1866年なので時代は幕末です。そのときの住所は入間郡古谷村ということで本当に歴史を感じます(古谷村はその後、川越市に編入合併されました)。今回は2022年2月22日に「お菓子の紋蔵庵 本店」に足を運びましたが、こちらの住所は川越市古谷上です。
なお、今回は「お菓子の紋蔵庵」の広報の方にお話を伺いました。あらためてお店の特徴を聞いたところ、次のようにお答えいただきました。
「日本の文化に寄り添ったお菓子作りを心掛けています。伝統や文化、季節のものを大切な方へお渡しする喜びや、和菓子を通じてのご縁を大切にし、皆様に喜んでいただけるようにお菓子作りを続けています」
よもぎの新芽を使用したすばらしい香り
そうそう、今回は「草餅の日」にちなんでのご紹介でした。あらためて紹介すると草餅とは草をねりこんだ餅のことで、一般的には草にはよもぎが使われ、なかには餡子(あんこ)を入れる和菓子として知られています。ちなみに似た言葉としてよもぎ餅がありますが、草餅とよもぎ餅は基本的には同じものを指します(諸説あります)。
私が「お菓子の紋蔵庵 本店」を訪れたときには美味しそうな草餅が並んでいました。
まずは草餅を購入、もちろん美味です!
ちぎり草餅も気になったので購入しました。なんと、こちらは中に餡子は入っていなくて、きなこをまぶして甘さを加える和菓子です。自分で好みの甘さに仕上げられますし、見た目にもかわいい! これはナイスアイデアです!
それにしても「お菓子の紋蔵庵」の草餅は本当に美味しい。その秘密を広報の方に伺ったところ、「秘密というよりはこだわりになりますが、私どもの草餅はより柔らく、より香りよく仕上げるためによもぎの新芽(柔らかい部分)を使用しています」とのことでした。
なお、草餅やちぎり草餅は人気のため、品切れとなることもあるそう。予約をしてから、足を運ぶと安心です。
特におすすめは店舗&数量限定の特別な和菓子
先に紹介した広報の方のコメントにもありましたが、「お菓子の紋蔵庵」は季節を意識した和菓子を多く販売しています。せっかくなので2022年2月22日現在の広報の方がおすすめする和菓子も紹介します。
その一 道明寺・桜道明寺
道明寺とはもち米を主原料とした粒状の食材(またはその食材を使った和菓子)です。現在の大阪府藤井寺市に位置する道明寺で最初に作られ、保存食として使われたのを起源とするそう。こちらはつぶつぶの食感がとても美味しい!
その二 さくら餅
2022年の立春は2月4日(金)でした。暦のうえではもう春です。たとえ寒い日が続いていても……。というわけで「春の和菓子といえばこちら!」のさくら餅もおすすめだそうです。
その三 いちご大福・特選 超大粒 いちご大福
今や和菓子の王道ともいえる存在のいちご大福もおすすめだそうです。特にとても大きないちごを使った特選 超大粒 いちご大福はこの本店のみで販売。数量も限定でまさに特別品です。
私も購入していただきましたが、いちごがとても大きくて、そのほのかな酸味と白あんの甘味が絶妙でした。
以上、今回は2月28日の草餅の日をきっかけに私たち川越市民に愛されている和菓子店「お菓子の紋蔵庵」をあらためて紹介しました。本記事は広報担当の方からのメッセージで締めくくりたいと思います。
「私どもお菓子の紋蔵庵は、和菓子を通して豊かな四季や様々な行事などの日本のよさを提供し、楽しい時間をお届けしたいと思っています。ぜひ、皆さまのお越しをお待ちしております」
【店舗情報】