【初心者向け】冬キャンプマットガイド|-10度対応の選び方
「せっかく高いシュラフを買ったのに、なぜか寒くて眠れない…」
「冬キャンプのマット、どれを選べばいいの?」
寒くて眠れない冬のキャンプ。
実は私も北海道の-10度以下の環境で、何度も同じ経験をしてきました。
数々の失敗と工夫を重ねて、快適な冬キャンプを実現できる正しいマットの選び方があることに気づいたのです。
この記事では、私の経験から得た冬キャンプでの快適な睡眠を実現するマットの選び方と、具体的な使用方法をご紹介します。
はじめまして!ポロンノゆるっとキャンプ塾です。北海道を拠点に活動するアウトドアクリエイターとして、極寒の地で培った10年以上の経験と、累計200万円以上のギア投資から得た知見を、実践的なキャンプライフ情報としてお届けしています。
では、具体的な方法を見ていきましょう。
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目次
- なぜマット選びが重要なのか
- 冬キャンプに必要なマットの基準
- マットの種類と特徴
- 賢い組み合わせ方
- まとめ
1. なぜマット選びが重要なのか
冬キャンプで寒さを感じる原因の約7割は、地面からの冷気です。
寒さの正体を知る:(下記はあくまでも目安)
- 外気温-10度での地面温度:-15度
- 雪上での地面温度:-18度
- 凍った土での地面温度:-12度
つまり、どんなに高級なシュラフを使っても、地面からの冷気を防げなければ快適な睡眠は望めないのです。
私の場合、当初は高級シュラフを買って満足していましたが、地面からの冷気で眠れない日々が続きました。
これらの経験から、マットへの投資がシュラフよりも優先されるべきだと確信しています。
2. 冬キャンプに必要なマットの基準
マットの性能を示す指標として、R値というものがあります。
冬キャンプでは、以下のR値を目安にしましょう:
寒さレベルに応じたR値の選び方
- 春秋(0度以上):R値2.0~4.0
- 初冬(0度~-5度):R値4.0~5.0
- 厳冬期(-5度以下):R値5.0以上
北海道での経験から言えば、-10度以下の環境では最低でもR値6.0以上を推奨します。
3. マットの種類と特徴
エアーマット
メリット:
- 高い断熱性(R値4.0以上も多数)
- 快適な寝心地
- コンパクトに収納可能
デメリット:
- 高価(2万円以上)
- パンクのリスク
- 空気入れが必要
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銀マット
メリット:
- 安価(1000円前後)
- 確実な断熱効果
- メンテナンス不要
デメリット:
- かさばる
- 寝心地は硬め
- 単体では寒い
断熱シート
メリット:
- 超軽量
- 安価
- 多目的に使える
デメリット:
- 破れやすい
- 騒音が気になる
- 結露の可能性
4. 賢い組み合わせ方
私が10年の経験で行き着いた最強の組み合わせをご紹介します:
最強の4層構造
- 地面:グランドシート
- 1層目:銀マット(銀面を上に)
- 2層目:エアーマット(R値4.0以上)
- 3層目:断熱シート(省略可)
この組み合わせで、-15度でも快適に睡眠が取れています。
まとめ
冬キャンプのマット選びで重要なポイント:
- R値を基準に選ぶ(冬は4.0以上)
- 単体より組み合わせを考える
- 予算と相談しながら段階的に揃える
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
この記事で紹介した方法を参考に、ぜひ実践してみてください。
▼キャンプマット関連動画
次回もお楽しみに!
ポロンノゆるっとキャンプ塾