ハマス、ドローンからイスラエルの戦車や救急車に爆弾投下して攻撃:ウクライナでのドローン戦争と同じ
インドメディア「ハマスはウクライナ戦争からヒントを得た」
2023年10月7日にパレスチナ自治区ガザを実効支配している武装組織ハマスがイスラエル領土にロケット弾で攻撃を行った。その後もハマスの戦闘員がイスラエル領内に侵入してイスラエル軍と交戦している。イスラエルでは民間人を含めて250人以上が死亡し、1500人以上が負傷したと報じられている。
ハマスがイスラエル領内で民生品ドローンに爆弾を搭載して攻撃を行っている。民生品ドローンに爆弾を搭載して、爆弾を投下する攻撃はウクライナ紛争でウクライナ軍とロシア軍がよく使用している攻撃方法である。特にウクライナ軍では監視・偵察目的で導入した民生品ドローンに爆弾や手りゅう弾を搭載してロシア軍の上空から落下させてダメージを与えている。
ハマスは小型民生品ドローンに爆弾を搭載して、イスラエル領内の救急車や戦車に爆弾を投下しており、ドローンで撮影した映像がSNSで拡散されている。民生品ドローンに爆弾を搭載して投下して攻撃するシーンの動画はウクライナ戦争でも大量に撮影されてSNSなどで拡散されている。
小型の民生品ドローンを調達してきて、小型の爆弾や手りゅう弾を搭載して、上空から投下するだけで非常に簡単な攻撃方法だ。小型の民生品ドローンと爆弾や手りゅう弾があればすぐに簡単に効果的な攻撃を行うことができる即戦力となる兵器である。
ウクライナではウクライナ軍、ロシア軍の両軍がこのようなドローンからの爆弾投下の攻撃を行っている。そして両軍ともにドローンを上空で検知すると、すぐに機能停止したり破壊したりしている。
インドのメディアのヒンドゥスタン・タイムスでも「ハマスはウクライナ戦争からヒントを得た」と報じている。
▼「ハマスはウクライナ戦争からヒントを得てドローンから爆弾を投下してイスラエルの戦車を攻撃」(ヒンドゥスタン・タイムス)
▼イスラエルの救急車にドローンから爆弾を投下して攻撃するハマス