辛さレベル詐欺?香港発2秒に1杯売れたタムジャイサムゴー監修「麻辣ラーメン」を実食レビュー
香港の人気チェーン店に「譚仔三哥(タムジャイサムゴー)」というお店があります。米線といった米と水で作られた麺をメインにした料理で様々なスパイスが調合されたスープが魅力のお店です。6種類のスープと様々な具材を組み合わせて自分オリジナルの料理を楽しむことができます。
お店では辛さを10段階から選択できますが、今回紹介する日清商品が販売した「譚仔三哥監修 麻辣ラーメン」は下から下から3番目の辛さに調整しているそうです。公式HPによると「チキンのうまみをベースに、赤唐辛子や花椒 (かしょう) など9種のスパイスをきかせた "シビ辛" 麻辣スープは、もちっとしながらも歯切れが良いストレート中太麺と相性抜群」とのこと。
実際にどんな味か楽しみで購入。
スープには糖類・植物油脂・香辛料・クリーミングパウダー・豚脂・チキン調味料・食塩・香味油・いか粉末・たんぱく加水分解物が含まれています。
1食(100g)当たり437kcal。炭水化物は63.2gで食塩相当量は7.2g(めん・かやく3.0g、スープ4.2g)。
スパイスの香り引き立つ特製香味油が蓋の上についています。
湯戻し時間は3分。麺は米ではなく小麦の普通麺。米線でないところが残念。
香りがかなり辛そうなんですが…
スープを飲んだ直後は魚介系の旨みを感じられますが、後から辛さがじわじわ来ます。かなり辛いですし、しびれも結構効いています。辛さレベル3ですが、これまで発売されてきたカップヌードル辛さレベル3と同じイメージではいけない商品です。個人的には4~5に値してもおかしくない気がいます。スープの味わいは火鍋に近いので、スパイスが効いていますね。
麺は丸細麺で米線を意識していますが、味わいが大きく異なります。火鍋みたいなスープには米線があっていたでしょうね…ただ、どうしてちぢれがここまで効いているのか不思議です。カップ麺の限界なのかもしれません。
味付き豚肉・味付き揚げ・いかボールが結構多く入っていて、具材は豪華です。特にいかボールがいいですね。スープとよく合っています。
スープと具材はよく合っていますが、麺は非常に残念でした。米線を意識していたらダメなのかもしれません。
ちなみに今回紹介した「譚仔三哥(タムジャイサムゴー)」は恵比寿を中心に都内に3店舗あるそうです。辛い物が好きな人は一度店舗に行ってみたら面白いかもしれません。辛さレベル10はやばそうな気がしました。