画業50周年の黒井健 絵本原画展で心温まるアートに触れよう|黒部市美術館開館30周年【黒部市】
画業50周年を迎えた黒井健氏の絵本原画展が、黒部市美術館で開催されています。黒井健さんは、穏やかな色彩と優しいタッチで多くの人に愛される絵本作家・イラストレーターです。その世界観を堪能できる今回の展覧会は、親子で楽しめる素晴らしい機会です。
ー画業50年のあゆみー
黒井健 絵本原画展
- 期間:4月27日(土曜日)~6月23日(日曜日)
- 場所:黒部市美術館
- 時間:9時30分~16時30分(入館16時まで)
- 休館日:月曜日
- 観覧料:一般700円、高校・大学生500円、中学生以下無料
黒井健さん
絵本画家・イラストレーターとして活躍してきた黒井健さんは、画業50周年を迎えました。代表作には新美南吉さんの『ごんぎつね』や『手ぶくろを買いに』、間所ひさこさんの『ころわん』シリーズなどがあります。
黒井さんの絵は、見る人に安らぎと癒しを与えるだけでなく、物語の世界に引き込む力があるように感じます。
展覧会の見どころ
今回の絵本原画展では、黒井健さんの代表作から近作まで幅広い作品が展示されています。原画ならではの繊細な筆致や色使いを間近で観ることができます。
また、長い月日をかけて一つの作品を描く黒井さんの繊細な色彩や、年代や作品によって変化する画風など、絵本のページをめくるだけでは味わえない発見がこの絵本原画展にありました!
原画以外の展示品
展覧会には、絵本原画だけではなく、絵本制作に使用されている道具やスケッチブックなどが紹介されています。黒井さんの創作の裏側に、少し触れることができた気がしました!
図書館&科学館で関連イベント開催中!
「黒井健 絵本原画展」の開催にあわせ、黒部市立あおーよ図書館と黒部市吉田科学館では関連イベントが開催されています。
< 黒部市立あおーよ図書館 >
「黒井健さんのえほん」コーナー(3階)と、宮沢賢治の銀河鉄道の夜に登場する鉱石にちなんだ「銀河鉄道の夜と地学」コーナー(4階)が設置されています。
< 黒部市吉田科学館 >
プラネタリウム特別投映
「宮沢賢治が見た星空」
- 投映日:6月2日(日曜日)
- 時間:15時~15時50分
- 料金:300円、大学・高校生150円、中学生以下無料
※黒部市美術館「黒井健 絵本原画展」会期中、鑑賞券の半券提示で吉田科学館にて上映される全てのプラネタリウムが2割引で鑑賞できます!
最後に
この企画展は、家族で楽しめ、心温まる素敵な展覧会です。黒井健さんの作品が持つ優しさと温かさとユーモアを、この機会に体感してください。
学芸員さんにお話しを伺うと、お子さまが観やすいように通常よりも少し低く作品を展示しているそうです。ぜひ、小さなお子さまと一緒に親子で鑑賞し、心温まる時間をお過ごしください。
黒部市美術館(外部リンク)
黒部市美術館は開館30周年を迎えました!
住所:富山県黒部市堀切1035
電話番号:0765-52-5011
開館時間:9:30~16:30(入館は16:00まで)
休館日:月曜日
観覧料:一般700円、高校・大学生500円
※ 中学生以下無料
※障害者等手帳をお持ちの方と付添1名無料