【横須賀市】激安に思わず2度見!戦後から続く化粧品店「めおと」長生きの秘訣は?黒船仲通り商店街
横須賀の楽しい情報を発信!うみちゃんです。
柄物の洋服が大好きで、この日も色鮮やかなトップスに引き寄せられました。
お値段を見ると『本日1,000円』。
今時、1,000円とは激安です。しかも全て新品ですよ。
黒船仲通り商店街
京急久里浜駅から徒歩1分のところにある、黒船仲通り商店街。
アーケードがあるため、猛暑の日でも日差しを遮り、風が通り涼しい通りです。
通りを歩いていると、鮮やかなトップスに目を奪われました。
大容量のバッグや夏らしいカラーのバッグもあります。
「大容量のバッグは、(世の中の物価高騰で)メーカーさんがもうこの価格では販売できないというのよ。だからもう店頭に出ているだけしかないの」と話しかけて下さったのは、華やかな雰囲気の素敵な女性の店主さん。
奥には、某百貨店にも納品していたというハンドメイド作家さんの作品なども販売。
やや歴史を感じるレースのポケットチーフやスカーフなどもお買い得価格で販売しています。
戦後から続く化粧品店
こちらのお店は、めおと化粧品店。戦後からこの場所で営業を続けている老舗です。
昔は”めをと”と表記し、夫婦橋から店名をつけたとのこと。
めおと化粧品店では主に資生堂の化粧品を取り扱っています。
「この前ね、資生堂の営業さんが来たのよ。資生堂は創業150年でしょ。うちは72年くらい資生堂を取り扱っていると話したのよ。」と教えて下さいました。
女性店主は2代目、年齢は70代後半ですが、肌は白く、もちもちして艶があります。きれいにメイクアップをし、口紅をつけて華やかな雰囲気です。
おしゃれが毎日を輝かせる!
「毎日、もちろんお手入れをしているわよ。やっぱりきれいに見えるのが嬉しくなるじゃない。口紅もね、唇が乾かないから良いのよ」とにっこり。
年齢よりもはるかに若々しく、輝く女性店主に元気の秘訣を伺ってみました。
店の営業のほか、家事などを行いながら、その合間にも編み物や趣味の時間を作っているとのこと。「とにかく動いて、何かをしているのが良いのかもしれない」と笑顔で話します。
商店街ならではのセール
黒船仲通り商店街では戸板市を毎月2回開催。
通りには各店が店頭にお店を出し、サービス価格で提供しています。
子どもたちに喜んでもらえるようにポップコーンを販売していました。
「今の時代は個人商店が続けていくのは難しくなった」と店主は話します。
現在、神明公園に移転建て替えを行っている横須賀市立うわまち病院(新名称:横須賀市立総合医療センター)が来年3月に完成予定。
「通院する方や関係者などが商店街を通って、利用してもらえるようになれば良いのだけど」と商店街の活性化を願っていました。
お店には、それぞれのストーリーがあり、そこには「人」があります。
商店街の良さは買い物だけではなく、人とのふれあい。
8月の戸板市は15日(木)、30(金)31日(土)です。
ぜひ足をお運び下さい!
めおと化粧品店
横須賀市久里浜4-15-14
電話:046-835-0772
営業時間:10:00〜17:00
定休日:水曜日・日曜日
黒船仲通り商店街
公式X
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